ピレリF1、18インチタイヤのテストプログラムをすべて完了。ドライバーの意見を取り入れコンパウンドを決定
10月18日、ピレリはポール・リカールでF1の18インチタイヤのテストプログラムを完了した。このプログラムは、2022年に予定されている新スペックタイヤの導入をサポートするものだ。
9月にもマニ・クールで2日間のテストが行われたが、技術的な問題により2日目のプログラムは中止された。アルピーヌと、リザーブドライバーのダニール・クビアトは、ピレリの最終テストを終わらせるためにポール・リカールでの仕事にあたった。クビアトはピレリの専用インターミディエイトタイヤで、人工的にウエット状態にされたサーキットを走行し、167周をトラブルなしで走行した。
ピレリは、F1の新たなタイヤへの切り替えは、世界最高峰のモータースポーツに向けた技術革命を表し、そのためには精力的な研究開発のプログラムが必要だったことを強調した。走行可能な旧スペックマシンを持っていないウイリアムズを除き、すべてのF1チームがピレリの総合的な開発キャンペーンに参加し、合計で4267周、2万kmを超えるサーキット走行が行われたことになる。
「最新のウエットテストをもって、ついに新しい18インチタイヤの開発スケジュールを終えることができた」とピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラはコメントした。
「去年の新型コロナウイルスによるパンデミックのせいで、我々はテストプログラムを全体的に見直さなければならなかった。シミュレーションや仮想環境での開発、モデリングに集中するために、サーキットでのテストは中止された」
「この仮想スクリーニングシステムは、物理的なプロトタイプの生産数を最適化し、2021年中に28日間行われるコース上でのテストを行うのに役立った」
「我々は基礎的な構造に移る前に、プロファイルの開発プロセスに着手した。そしてついに、来年に向けて我々が承認することになる5つのコンパウンドを絞り込んだ。これまでに得られた結果については、モディファイ版マシンを使用した場合もあるが、現在選手権を競っているドライバーたちからの意見も取り入れられている。それは我々にとって重要な側面だ」
イゾラによると、ピレリは2022年に製品開発を微調整するという。また来シーズンは、テストデーが追加されている。
「来年も我々には自由に使えるテストデーが数日あるので、必要であれば新マシンに装着する2022年タイヤの微調整が可能だ」
「FIAによって一度スペックが承認されると、アブダビGP後のテストでドライバーたちは18インチタイヤを試す機会が持てる。しかし2022年型マシンに装着されたタイヤが動くのを初めて見るのは、来年のプレシーズンテストまで待たなければならない」
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