バロンドール過去3年間の総合ポイントを算出…C・ロナウド&メッシに次ぐ高評価を得た選手は?
サッカーキング2019年10月25日(金)8時30分
[写真]=Getty Images
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は21日、2019年のバロンドール受賞候補にノミネートされた30選手を発表した。
12月2日に発表される受賞者は、各国のジャーナリストによる投票で決定。ジャーナリストたちは30名の候補者の中から1位から5位まで5人を選出し、その集計によるポイント制で“その年のベストプレーヤー”を選び出す。
では、近年のバロンドールで最も多くのポイントを獲得した選手は誰なのか。今回は『フランス・フットボール』主催のバロンドールが復活した2016年から昨年までの3年間に獲得したポイントを選手ごとに集計。総合評価を導き出した。
結論から言ってしまえば、トップ2は大方の予想どおり“あのふたり”である。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは計2169ポイント、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは計1266ポイントと、両雄だけが4桁のポイントを獲得。2018年はクロアチア代表MFルカ・モドリッチがバロンドールを受賞したとはいえ、C・ロナウドとメッシの2強の存在感はここでも際立っている。
以下は、彼らに次いでポイントを稼いだプレーヤーをランキング形式で並べたものだ。C・ロナウドとメッシに次ぐ評価を得た選手たちとして紹介しよう。
写真=ゲッティイメージズ
10位 セルヒオ・ラモス(スペイン代表DF)
合計ポイント:75
2017年のバロンドールで71ポイントを獲得し、自己最高の6位にランクイン。2016-17シーズンに、キャプテンとしてレアル・マドリードを初のチャンピオンズリーグ(CL)連覇に導いたことが高評価につながった。その翌シーズンには前人未到のCL3連覇を達成。しかし、ロシア・ワールドカップで早期敗退を喫した影響からか、2018年のバロンドールはわずか4ポイントの獲得にとどまった。
9位 ラファエル・ヴァラン(フランス代表DF)
合計ポイント:121
今回の集計でDF最多ポイントを獲得したのが、レアル・マドリードでS・ラモスとセンターバックコンビを組むヴァランだ。2018年にはワールドカップとCLの2冠を達成。史上4人目の快挙を成し遂げたことで自身初のバロンドール候補入りを果たし、同年7位となる121ポイントを獲得した。
7位タイ ルイス・スアレス(ウルグアイ代表FW)
合計ポイント:135
2015年から4年連続でバロンドール候補に名を連ね、2016年にはC・ロナウド、メッシ、アントワーヌ・グリーズマンに次ぐ4位にランクイン。2018-19シーズンのリーガ・エスパニョーラでも21ゴールを挙げて優勝に貢献したが、今年はまさかの選外となり、各国メディアから疑問の声が上がっている。
7位タイ エデン・アザール(ベルギー代表MF)
合計ポイント:135
2016年を除けば、2013年から毎年のようにバロンドール候補に名を連ねるアザール。ロシア・ワールドカップでは、キャプテンとしてベルギー代表を過去最高の3位に導いたが、バロンドールの投票結果は8位(119ポイント)に終わった。
6位 モハメド・サラー(エジプト代表FW)
合計ポイント:188
リヴァプール加入1年目の2017-18シーズンに32ゴールをマークし、プレミアリーグ得点王を獲得。シーズン38試合制での最多得点記録を樹立した。この活躍が評価され、昨年のバロンドールで初の候補者入り。最終的に188ポイントを獲得して、メッシに次ぐ6位に入った。
5位 ジャンルイジ・ブッフォン(元イタリア代表GK)
合計ポイント:229
2016-17シーズンのCLで準優勝。この功績が認められ、2017年のバロンドールでC・ロナウド、メッシ、ネイマールに次ぐ4位に入った。またドイツ・ワールドカップを制覇した2006年には、同胞のファビオ・カンナバーロ氏に次ぐ2位にランクイン。「バロンドール受賞に最も近いGK」と評された。
4位 キリアン・エンバペ(フランス代表FW)
合計ポイント:395
2017年にバロンドール候補に初めて名を連ねると、48ポイントを獲得して7位フィニッシュ。ワールドカップ制覇を果たした昨年はメッシを上回る347ポイントを集めて、4位となった。近い将来のバロンドール受賞が有力視されるが、当の本人は「最も重要なのはCLだ」とビッグイヤー獲得を目標に掲げる。
3位 ネイマール(ブラジル代表FW)
合計ポイント:448
2015年と2017年の2度にわたり、C・ロナウドとメッシに次ぐ3位だったネイマール。その後は相次ぐケガや審判への侮辱発言、移籍をめぐる騒動などネガティブな話題が続いたためか、今年はついにバロンドール候補者リストにも名前がなかった。ピッチ上で結果を残して、来年は返り咲きを果たせるだろうか。
2位 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表FW)
合計ポイント:629
2016年から3年連続でバロンドール候補入りを果たし、2016年と昨年の投票で3位に輝いた。ハイレベルなパフォーマンスを持続している選手の一人であり、今夏に加入したバルセロナでCL優勝の立役者となれば、バロンドール受賞も夢ではないだろう。
1位 ルカ・モドリッチ(クロアチア代表MF)
合計ポイント:838
2016年は17位、2017年は5位だったが、ロシア・ワールドカップ準優勝と大会MVPを獲得した昨年は、最多の753ポイントを獲得。C・ロナウドとメッシ以外の選手がバロンドールを受賞するのは、2007年のカカ氏以来11年ぶりのことだった。
(記事/Footmedia)
12月2日に発表される受賞者は、各国のジャーナリストによる投票で決定。ジャーナリストたちは30名の候補者の中から1位から5位まで5人を選出し、その集計によるポイント制で“その年のベストプレーヤー”を選び出す。
では、近年のバロンドールで最も多くのポイントを獲得した選手は誰なのか。今回は『フランス・フットボール』主催のバロンドールが復活した2016年から昨年までの3年間に獲得したポイントを選手ごとに集計。総合評価を導き出した。
結論から言ってしまえば、トップ2は大方の予想どおり“あのふたり”である。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは計2169ポイント、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは計1266ポイントと、両雄だけが4桁のポイントを獲得。2018年はクロアチア代表MFルカ・モドリッチがバロンドールを受賞したとはいえ、C・ロナウドとメッシの2強の存在感はここでも際立っている。
以下は、彼らに次いでポイントを稼いだプレーヤーをランキング形式で並べたものだ。C・ロナウドとメッシに次ぐ評価を得た選手たちとして紹介しよう。
写真=ゲッティイメージズ
10位 セルヒオ・ラモス(スペイン代表DF)
合計ポイント:75
2017年のバロンドールで71ポイントを獲得し、自己最高の6位にランクイン。2016-17シーズンに、キャプテンとしてレアル・マドリードを初のチャンピオンズリーグ(CL)連覇に導いたことが高評価につながった。その翌シーズンには前人未到のCL3連覇を達成。しかし、ロシア・ワールドカップで早期敗退を喫した影響からか、2018年のバロンドールはわずか4ポイントの獲得にとどまった。
9位 ラファエル・ヴァラン(フランス代表DF)
合計ポイント:121
今回の集計でDF最多ポイントを獲得したのが、レアル・マドリードでS・ラモスとセンターバックコンビを組むヴァランだ。2018年にはワールドカップとCLの2冠を達成。史上4人目の快挙を成し遂げたことで自身初のバロンドール候補入りを果たし、同年7位となる121ポイントを獲得した。
7位タイ ルイス・スアレス(ウルグアイ代表FW)
合計ポイント:135
2015年から4年連続でバロンドール候補に名を連ね、2016年にはC・ロナウド、メッシ、アントワーヌ・グリーズマンに次ぐ4位にランクイン。2018-19シーズンのリーガ・エスパニョーラでも21ゴールを挙げて優勝に貢献したが、今年はまさかの選外となり、各国メディアから疑問の声が上がっている。
7位タイ エデン・アザール(ベルギー代表MF)
合計ポイント:135
2016年を除けば、2013年から毎年のようにバロンドール候補に名を連ねるアザール。ロシア・ワールドカップでは、キャプテンとしてベルギー代表を過去最高の3位に導いたが、バロンドールの投票結果は8位(119ポイント)に終わった。
6位 モハメド・サラー(エジプト代表FW)
合計ポイント:188
リヴァプール加入1年目の2017-18シーズンに32ゴールをマークし、プレミアリーグ得点王を獲得。シーズン38試合制での最多得点記録を樹立した。この活躍が評価され、昨年のバロンドールで初の候補者入り。最終的に188ポイントを獲得して、メッシに次ぐ6位に入った。
5位 ジャンルイジ・ブッフォン(元イタリア代表GK)
合計ポイント:229
2016-17シーズンのCLで準優勝。この功績が認められ、2017年のバロンドールでC・ロナウド、メッシ、ネイマールに次ぐ4位に入った。またドイツ・ワールドカップを制覇した2006年には、同胞のファビオ・カンナバーロ氏に次ぐ2位にランクイン。「バロンドール受賞に最も近いGK」と評された。
4位 キリアン・エンバペ(フランス代表FW)
合計ポイント:395
2017年にバロンドール候補に初めて名を連ねると、48ポイントを獲得して7位フィニッシュ。ワールドカップ制覇を果たした昨年はメッシを上回る347ポイントを集めて、4位となった。近い将来のバロンドール受賞が有力視されるが、当の本人は「最も重要なのはCLだ」とビッグイヤー獲得を目標に掲げる。
3位 ネイマール(ブラジル代表FW)
合計ポイント:448
2015年と2017年の2度にわたり、C・ロナウドとメッシに次ぐ3位だったネイマール。その後は相次ぐケガや審判への侮辱発言、移籍をめぐる騒動などネガティブな話題が続いたためか、今年はついにバロンドール候補者リストにも名前がなかった。ピッチ上で結果を残して、来年は返り咲きを果たせるだろうか。
2位 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表FW)
合計ポイント:629
2016年から3年連続でバロンドール候補入りを果たし、2016年と昨年の投票で3位に輝いた。ハイレベルなパフォーマンスを持続している選手の一人であり、今夏に加入したバルセロナでCL優勝の立役者となれば、バロンドール受賞も夢ではないだろう。
1位 ルカ・モドリッチ(クロアチア代表MF)
合計ポイント:838
2016年は17位、2017年は5位だったが、ロシア・ワールドカップ準優勝と大会MVPを獲得した昨年は、最多の753ポイントを獲得。C・ロナウドとメッシ以外の選手がバロンドールを受賞するのは、2007年のカカ氏以来11年ぶりのことだった。
(記事/Footmedia)
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