【ドラフト】本願成就の広島・新井監督　「早すぎる指名挨拶」にファンからも「さすが新井さん！」の声

　本願成就となったのは広島・新井貴浩監督だった。１２球団最速で１位指名を表明していた、青山学院大の常広羽也斗投手を楽天と競合の末、見事引き当てた。

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　ドラフト会議の会場では引き当てた瞬間に「よっしゃ！！」と喜びを爆発させた。直後に行われたテレビインタビュー（ＴＢＳ系列）では「ＣＳで菊池にスクイズを出したときより緊張した」と新井監督らしいユーモアあふれるコメントで緊張感漂うドラフト会場も一気に明るいムードに包まれた。

　何よりその後の行動の俊敏さも話題に。全選手の指名が終わらない内に常広が待つ青山学院大へ移動。午後７時過ぎには複数のメディアのX（旧Ｔｗｉｔｔｅｒ）に新井監督と本人の握手動画がアップされると、ＳＮＳ上でも「新井監督、もう青学いるの？」「もう指名挨拶行ったの？びっくりした」「さすが、新井さん！」などフットワークの軽さも話題となった。

　今季は２位に躍進。ポストシーズンではＣＳファイナルＳで阪神に涙を飲んだものの、常に陽のオーラで選手の背中を押してきた。最速１５５キロ右腕の獲得でV奪回に向け、また弾みがつきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]