ドジャース逆転負けで3連勝ならず カーショー今季初勝利も消える…大谷翔平は無安打で4戦連発逃し打率・292

2025年5月29日(木)4時42分 スポーツ報知

◆米大リーグ ガーディアンズ7—4ドジャース(28日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数無安打、1四球で自身初の4試合連続本塁打はならず。打率は2割9分2厘となった。ドジャースは2点リードの8回に5点を失って逆転され、カーショーの今季初勝利、チームの3連勝はならなかった。

 自身今季2度目でメジャー通算10度目となる3試合連続本塁打を放ち、初の4戦連発を狙った一戦。ガーディアンズの先発は、27歳左腕のアラードで、大谷は2021、22年に1本ずつの本塁打を放っていた。初回先頭の1打席目は3球で空振り三振。1点を追う3回2死走者なしの2打席目は内角低めのチェンジアップにバットを折られて二ゴロに倒れた。

 2番手右腕・スミスと対戦した1点リードの4回2死では左飛。3点をリードした7回2死三塁の4打席目は左腕・ヘリンと対戦して、3球目が暴投となって三塁走者が生還し、大谷は四球を選んだ。

 ドジャースは初回に今季3試合目の登板となったカーショーが1死から連打で先取点を与えたが、4回にスミス、パヘスの連続タイムリーで逆転。6回にフリーマンの右前適時打、7回に相手バッテリーの暴投で1点を追加してリードを2点に広げた。先発のカーショーは5回6安打1失点。今季初勝利の権利をつかんで降板したが、8回に3番手左腕・スコットが追いつかれて白星は消えていった。さらに8回に4番手左腕のベシアが、マルティネスに勝ち越し3ランを浴びた。

 大谷は、25日(同26日)の敵地・メッツ戦前に23年9月の右肘手術後初めてで約1年9か月ぶりにライブBPで登板して22球を投げると、その後の試合で千賀から18号先頭打者本塁打。翌26日(同27日)の敵地・ガーディアンズ戦では自身2度目の2試合連続先頭弾となる19号を放った。前日27日(同28日)は、MLB史上4人目の3戦連続先頭弾こそならなかったが、3打席目に左翼へ20号2ラン。20本塁打MLB1番乗りで、今季2度目の3試合連続本塁打となっていた。

 試合前はキャッチボールで調整。カーブやスプリット、スライダーなど変化球も交えて約10分間汗を流した。25日(同26日)の敵地・メッツ戦前には23年9月の右肘手術後初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板して22球を投げたが、ロバーツ監督は31日(同6月1日)か6月1日(同2日)の本拠地・ヤンキース戦前に2度目のライブBPを行うと明かした。

 ドジャースはあす29日(同30日)は試合なし。30日からは本拠地でヤンキース3連戦、メッツ4連戦が予定され、その後も敵地でカージナルス、パドレスと6連戦が組まれ、6月11日(同12日)まで今季最長13連戦となっている。

スポーツ報知

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