ラリージャパンに往年のマシン来たる。『The Golden Age of Rally in Japan』開催、富士での実施も決定

AUTOSPORT web2024年10月29日(火)12時16分

 ラリーカーの進化と歴史を振り返るクラシックカー展示『The Golden Age of Rally in Japan(ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・ラリー・イン・ジャパン)』が、11月21日から24日にかけて行われるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』の会場となる豊田スタジアムで開催される。


 この車両展示イベントは、日本の自動車文化とラリー文化の振興を目的に、実業家でありながらラリーのコドライバーとしても活躍したジーノ・マカルーゾ氏の親族が設立したマカルーゾ財団とトヨタが共同で行うもの。


 同財団のコレクションと日本の往年のラリーカーを一同に展示し、いまでは“クラシックカー”と呼ばれるようになった1960年代から90年代の名車たちが紡いできた歴史と進化を伝え、このスポーツのレガシーを次世代につなぐ企画展だ。


 展示会場となる豊田スタジアムのコンコース東エリアには、ミニ・クーパーS、ランチア・ストラトス、アウディ・クワトロなどのマカルーゾ財団のコレクション6台と、トヨタ・セリカGT-FOUR ST185、スバル・インプレッサ555 WRC98など4台の日本車が展示される。


 ラリージャパンの終了後、これらの展示車両の一部は富士モータースポーツミュージアムに移され、トヨタ・セリカGT-Tやミツビシ・ランサーエボリューションIIIなど4台の日本車とともに継続展示されることが決まった。展示期間は11月27日から2025年4月8日までとなっている。

ラリージャパン2024と富士モータースポーツミュージアムで展示される、マカルーゾ財団のコレクション


■ラリージャパン2024|The Golden Age of Rally in Japan


展示期間:2024年11月21日(木)〜24日(日)
展示場所:豊田スタジアム コンコース東エリア
観覧料:無料 
 ※豊田スタジアムの入場には、豊田スタジアムSSS観戦チケット又は豊田スタジアム入場券が必要です。
展示車両:マカルーゾ財団のコレクション:6台、日本の往年のラリーカー:4台
 フィアット・アバルト(1974)
 ミニ・クーパーS(1966)
 ランチア・ストラトス(1976)
 フィアット131 アバルトGr4(1978)
 アウディ・クワトロ(1981)
 ルノーR5ターボ(1981)
 トヨタ・セリカGT-FOUR ST185(1993)
 ダイハツ・シャレード・サファリラリーVer.(1993)
 スバル・インプレッサ555 WRC98(1998)
 ミツビシ・ランサーエボリューションVI Gr.A(2001)
公式サイト:https://rally-japan.jp/


■富士モータースポーツミュージアム|THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN


展示期間:2024年11月27日(水)〜 2025年4月8日(火)
展示場所:富士モータースポーツミュージアム内 2F展示エリア
入館料金:富士モータースポーツミュージアムの通常入館料金でご覧になれます
展示車両:マカルーゾ財団のコレクション:6台
 フィアット・アバルト(1974)
 ミニ・クーパーS(1966)
 ランチア・ストラトス(1976)
 フィアット131 アバルトGr4(1978)
 アウディ・クワトロ(1981)
 ルノーR5ターボ(1981)
 トヨタ・セリカGT-T TA64(1984)
 トヨタ・セリカGT-FOUR ST185(1994)
 ミツビシ・ランサーエボリューションIII(1995)
 スバル・インプレッサ555(1996)
※期間中、従来より展示している下記4台は展示を取り止め、ご覧になれませんので、予めご了承願います(イソッタフラスキーニ・ティーポ1、ベントレー4 1/2、アルファロメオ6C、チシタリア202C)
公式サイト:https://fuji-motorsports-museum.jp/

トヨタ・セリカGT-T TA64(1984)
トヨタ・セリカGT-FOUR ST185(1994)
ミツビシ・ランサーエボリューションIII(1995)
スバル・インプレッサ555(1996)


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