マクラーレンの一員としてF1合同テストに参加したサインツJr.「すごく良い気分だった」
カルロス・サインツJr.は、水曜日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれたF1合同テスト最終日にマクラーレンのドライバーとして参加した。相当数のラップを走り終えたサインツJr.は、新チームでの1日目を楽しんだようだ。
サインツJr.は日曜日のアブダビGP決勝で、完璧な走りを見せて5位に入った。このレースをもってルノーを離れ、間を置かずにマクラーレンでの活動を開始するサインツJr.にとっては、新たな自信にもつながるパフォーマンスだった。
「素晴らしい結果を携えて、僕たちは今から新しい一章を開く」と、サインツJr.は決勝レースを終えた夜に語っている。
「とても良い気分でマクラーレンに行ける。ルノーには、これまで過ごした1年半のすべてについて感謝しているよ。今の僕はもうやる気満々だし、完全に再充電された状態だ」
そして水曜日、再充電の済んだサインツJr.は新しいチームの装備に身を包んでコースに出ると、新しいマシンに乗り込んですぐさま仕事に取り掛かった。新たな仕事場での長い1日目が始まった。
「マクラーレンのドライバーとして初日の今日、ガレージから出たときには夢がかなったと思った。最初の走行を終えたとき、すごく良い気分だった。とても楽に1日を過ごせたよ」と24歳のサインツJr.は語った。
「チームのみんなは、僕を最初のラップから、そしてチームに合流した初日だった昨日からすぐに、くつろいだ気持ちにさせてくれたんだ」
「今日はかなり多くのラップをこなした。新しい一章において、新しいスタイルのマシンで良いスタートを飾れたのは、これほど信頼性の高いマシンを与えてくれたチームのおかげだと感謝している」
サインツJr.は水曜日のテストで150周を走破し、特に取り組むべき問題にも見舞われず、全体で5番目のタイムを出した。
「1周目から150周目までのすべてを楽しんだ。気分が良かったし、これで今シーズンを最高のかたちで終えることができるよ。ガレージを出た瞬間から、マシンの中を心地よく感じたんだ」
「もちろん、いつだって細かい部分では修正すべき点や慣れるべき新しい要素がある。シートやドライビングスタイルのようなことだ。だけど僕は、このマシンに慣れることや新しい装置や手順を身に付けたりすることに、最初のラップから時間を使えたんだ。素晴らしかったよ」
「アブダビの決勝レースが終わってから今日までの数日間は大変だった。多くの人の名前を覚えたり、マシンの動き方を理解しようとしたりしていたからね」
「オフシーズンの間にファクトリーでさらに多くの時間を過ごして、チームをもっと理解し、2019年シーズンに向けてできる限りの準備を進めることを、楽しみにしている」
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