アルファロメオ、主力『ジュリア/ステルヴィオ』最高峰グレードの仕様を変更。機械式LSDを標準装備
現代のアルファロメオブランドで、その中軸を形成するスポーツサルーン『Giulia(ジュリア)』と、同じプラットフォームを共有するSUVモデル『Stelvio(ステルヴィオ)』のうち、高性能モデル“Quadrifoglio(クアドリフォリオ)”の仕様を向上させる改良を実施。新たにメカニカル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(機械式LSD)などを装備し、11月28日より発売開始となっている。
新開発プラットフォームとして産声を挙げたGiorgio(ジョルジョ)のアーキテクチャーを採用し、その卓越したスポーツ性能と先鋭的なイタリアンデザインで人気を集め、新生アルファを印象づける代表的モデルに成長を遂げた両車だが、この6月には通常グレードが仕様変更を受け、さらに際立つスポーティネスを備えた。
エクステリアはアルファロメオの特徴でもある“トライローブ”と呼ばれる逆三角形の盾型フロントグリル部分とテールランプに最新の意匠を施し、フルLEDマトリクスヘッドライトの新規採用と合わせて、先進的でスポーティなデザインに仕上げられている。
そんな両モデルのうち、かつては「四葉のクローバー」を意味する“Q4”の愛称でも知られたトップパフォーマンスグレードのクアドリフォリオに、スポーツドライビングにおいてドライバーの意図したとおりの走りを実現するメカニカル・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを初搭載。コーナリング時に後輪左右の速度差を制御することでエンジントルクを無駄なく路面へと伝達し、コントロール性や安定性がより一層高められた。
一方のインテリアでも通常グレードと同様に、新たに12.3インチのデジタルクラスターメーターを標準装備とし、インフォテイメントシステムもより充実。すでに採用されている表示パターンを充実させ、Evolved、Relax、Heritageに加えてRaceの選択も可能とした。
このRaceのレイアウトでは、スポーツドライビングに不可欠なレブカウンター、スピードメーター、マニュアル走行時のシフトランプといった情報が中央に集約されるとともに、レイアウトをカスタマイズして追加情報をサイドダイヤルに配置することも可能としている。
さらにクアドリフォリオ専用となるカーボンファイバー3D仕上げを新採用し、従来のカーボンパネルに比べ繊維の織り目が立体的に表現され、独特の触感を持つマットな仕上がりに。
クルマの心臓部には引き続き、“跳ね馬”に由来を持つ2.9リットルV型6気筒直噴ツインターボ(510PS/6500rpm 600Nm/2550rpm)と8速ATを搭載。そんな最高峰モデル発表を記念し、2024年3月末日までの成約および登録で、インストラクターの指導のもとレーシングコースにてクアドリフォリオの性能を最大限引き出し、操る楽しさを実感できる『アルファロメオ・ドライビング・アカデミー/2024年6月29日(土)開催予定』への招待キャンペーンも実施する。
フラッグシップとして圧倒的な動力性能と運動性能により、究極の走りを実現した『ジュリア・クアドリフォリオ』の価格は1340万円で、同『ステルヴィオ・クアドリフォリオ』が1383万円(ともに税込)となっている。
公式サイト:
・アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ
https://www.alfaromeo-jp.com/models/quadrifoglio/giulia-quadrifoglio
・アルファロメオ・ステルヴィオ・クアドリフォリオ
https://www.alfaromeo-jp.com/models/quadrifoglio/stelvio-quadrifoglio
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