日本酒ラベルが缶バッジに! デザインはなんと500種以上、1枚300円で蔵元支援にも
全国に数多くの種類がある日本酒。しかし、近年は消費量が減ったことや後継者不足から、製造する蔵元数は減少の一途を辿っているという。
そんな状況を何とかしたいと、NPO法人サケネス(東京・三鷹市)が斬新な取り組みを始めた。日本酒のラベルデザインをあしらった缶バッジを購入することで、蔵元を支援できるというのだ。
その名も「SAKEMARK(サケマーク)」。いったい、どういった取り組みなのだろうか。Jタウンネット編集部は、詳しい話を運営元に聞いた。
「大人の趣味として気軽に」
「被災した蔵元を支援しようと、ちょうど2年前から蔵元さんへの卸販売のみでほそぼそと始めました」
そう語るのは、サケネス理事長の中村克己さん。日本酒を含む国酒支援の一環として、各蔵元が意匠を凝らしてデザインしているラベルに着目。気軽に日常に取り入れられるようにと考案した。
元々小売り販売は行っていなかった缶バッジだが、蔵元からの評判もよく、2018年1月からネット通販を始めた。デザインは500種類以上ある。価格はすべて300円(税込)だ。売り上げ額のおよそ1割を蔵元支援に充てているそうだ。
「(300円という値段について)アドバイスに乗ってもらった方からは『単価も利益率も安すぎる』と言われていたのですが、なにも関係ないお客様が『高い』と思ってしまったら成立しないというイメージがあり、なぜか譲れなかったんです」
と、語る中村さん。「支援だから」ということで商品が高めの価格設定になることへの違和感を語る。
「『支援だからしょうがない』というなにかネガティブは気持ちの流れで購入に至ってほしくなかったんです」
ネット上で大きな反響があるなか、「マグネットなら冷蔵庫にいっぱい貼りたい」との声も上がっているが、そちらに関しては「現状ではやるとこまでは至っていない」そうだ。
「(缶バッジは)大人の趣味として、気軽に手に取ってもらえたらと思います」
と、気軽にコレクションできる缶バッジに期待を寄せた。
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