2020年までに変わる日本の標識、どうやって作っているか知ってる?
Jタウンネット2018年3月18日(日)7時43分
[めんたいワイド- 福岡放送] 2018年3月7日放送の「メンタイLIVE!」では、今が大忙しの標識を作る工場について取り上げました。
街中で多くみかける道路標識。この標識は、福岡市東区にある「山水製作所」という会社で作られています。
九州だけではなく、東京からも注文が来るほどの工場で、今が繁忙期となっています。特に、今年は2020年に開催予定の東京オリンピック、パラリンピックに向けて新しい標識を作っているため、大忙しなのです。
ローマ字表記では外国人に伝わらない
今までの道路標識は、地名などの下にローマ字読みが記載されていました。しかし、これでは外国人には意味が通じないため、英語併記になっていきます。
標識ができるまでには、いくつかの工程があります。まずは、看板になるアルミに水性マジックで下書きをしていきます。次に、下書きの文字に合わせて専用のシートをカットしていきます。最後に、看板に文字専用のシートを人の手で貼ってから、仕上げに文字のシートを真空と熱で圧着して完成となります。
福岡市でも百道浜や博多の森周辺では、2017年7月から「止まれ」や「徐行」の標識の下に英語表記が加わっています。
オリンピックをきっかけに道路標識が変わりつつあります。これで外国の方も分かりやすくなるといいですね。(ライター:ぴよこ)
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