太陽の塔VS観覧車、万博公園で「頂上決戦」!? 極大ビームがぶつかる妄想画像に反響
大阪万博以降、約50年にわたり府民を温かく見守ってきた「太陽の塔」。対して、万博記念公園近くに2016年にオープンした「日本一の高さ」をうたう大観覧車「Redhorse OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」。この2つは、大阪・吹田の「新旧シンボル」ともいえる。
全高123メートルの観覧車からは、高さ約70メートルの太陽の塔を見下ろせることでも有名だが、ツイッターではデザインを手がけた岡本太郎もびっくりの衝撃画像が話題になっている。
太陽の塔・上部の「黄金の顔」とオオサカホイールのゴンドラから、それぞれレーザー光線のようなものが発射されている。太陽の塔からの攻撃に対し、迎え撃つオオサカホイール。胸が躍るような(地元住民にとってはヒヤヒヤするような)瞬間だが、もちろんこれは加工された画像だ。
投稿者は「人類にはどうすることもできない感じの戦いも始まってた」。ツイッターでは、
「ビーム出そうだなと思ってたから 逆に違和感無くてびっくりする」
「胸熱...めっちゃカッコいいですね!!」
「周辺住みです...避難したい...」
と、様々な反応が寄せられている。
Jタウンネットは2019年6月14日、投稿主のこう1(@kou151)さんに制作意図を聞いた。
投稿主「互角に闘えているんじゃないか」
写真は6月2日の夕方、万博記念公園に隣接する「阪急エキスポパーク」から撮影した。博公園側の部屋に泊まり、「絶好の太陽の塔ビューでした」とのこと。こう1さんはもともと岡本太郎が好きで、近場の宿を選んだのはそのためだという。
画像を制作した理由を聞くと、
「夕闇の中、ホテルの窓から新旧のシンボルが対峙しているのを眺めた瞬間、現実には見えないはずのビームを撃ちあう姿が確かに見え、心躍ってしまいました。ちょうどこのあと『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観たため、そのイメージが余計に増幅されました」
とのこと。画像加工はイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオ)」を使い、写真の上に光線を直接描き込んだという。
「太陽の塔なら日常的にこのぐらいのビームが出てもおかしくないなと...。それと向かい合うように建った観覧車もきっと互角に闘えているんじゃないかと思いました」
撮影の翌日には、憧れだった太陽の塔の内部入館を予約していたというこう1さん。
「今回は乗れませんでしたが、次の機会には観覧車側から太陽の塔を見てみたいです」
と、新シンボル・旧シンボルに思いを馳せた。
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