中村倫也×土屋太鳳「Shrinkー精神科医ヨワイー」第2話は双極症がテーマ
シネマカフェ2024年7月20日(土)5時0分
中村倫也、土屋太鳳らの共演で贈るNHK土曜ドラマ「Shrink(シュリンク)ー精神科医ヨワイー」から第2話の場面写真とともに、新キャストが解禁された。
精神医療の世界に真正面から向き合う本作。
誰かに悩みを聞いてほしい…でも…、話せない。心の悩みを解決できないまま苦しい思いをしている人をはじめ、幅広い世代の方々の心にまっすぐ届けるヒューマンドラマ。
“すべての人が気軽に気楽に精神科にかかれる日が来ますように…”のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村さん)と、ひと言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋さん)がひだまりクリニックで今日も患者を待つ。
第2話のテーマは「双極症」。ひだまりクリニックの昼休み、弱井幸之助と雨宮有里は、最近常連となったラーメン店「さざ波屋」で舌鼓を打つ。上機嫌の弱井を「気に入るとそればっかり食べますよね?」とたしなめつつ、雨宮の箸も進む。店長の谷山玄(松浦慎一郎)も自分の味を気に入ってくれた弱井たちを見てうれしそうにもてなす。
そんな玄に転機が訪れる。突然ベッドから起き上がれず、家から一歩も出られない状態になってしまったのだ。見かねた玄の妹・谷山楓(土村芳)は“ひだまりクリニック”を勧めるのだが、玄は「常連の弱井先生には気をつかわせたくない」と心療内科の“早乙女クリニック”に向かう。
そこでうつと診断された玄は抗うつ剤を処方され、次第にハイテンションになる。玄の疾患は“双極症”だった。抗うつ剤がきっかけで“躁(そう)”状態になり、奔放な振る舞いを繰り返しては、周囲の人を困惑させる玄。心配した楓が弱井に相談するが、その矢先、玄が突然姿を消してしまう…。
【「双極症」とは~弱井先生のセリフ~】(別名:双極性障害)
ハイテンションで万能感に満ちあふれる躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す脳の病気です。
躁状態のときは、周囲とのトラブルが増えますが、本人は病気とは思わないので病院には行こうとしません。うつで苦しくなったときに通院するので、抗うつ剤が処方され、その薬がきっかけで躁転してしまう場合があります。
躁とうつを繰り返す周期が人によって異なるため、とても診断が難しい病気で、正しく診断されるまで数年かかるとも言われています。しかし、双極症は治療法が確立されていて、薬を飲み続けてコントロールすることで糖尿病や高血圧のように共存できる疾患です。
【第2話 キャスト&登場人物】
谷山 玄役・松浦慎一郎
さざ波屋ラーメン新宿本店の店長。高校を中退してからラーメン一筋で働き若い頃から仕事にあけくれ店長にまでのぼり詰めた。高校在学中は柔道に励み東京都の大会で優勝を争うほどの選手だった。
【コメント】
世の中がコロナ真っ只中でどこか人間同士もギスギスしていた頃、僕の親しい方が心を病んでしまいその時に読んでいた本が「Shrink」でした。そこから僕もこの作品を読むようになり、その中でも特に印象深かった玄さんをまさか自分が演じる事になるとは思ってもいませんでした。
監督、プロデューサー、スタッフの皆さんを始め、弱井役の中村倫也さん、土屋太鳳さん、土村芳さん、共演者の皆様に柔らかく、温かく、見守ってもらうことで僕の身を預けて谷山玄役を演じられたように思います。作品を通して改めて人と人との繋がりを持てる環境の大切さを実感しました。ドラマを通して人と環境がそう在るようになっていく架け橋になれたら素敵だなぁ、と思います。ドラマ「Shrink」宜しくお願い致します。
谷山 楓役・土村芳
玄の妹。幼いころに父が他界し、母が出ていく。その後、親戚に引き取られるがずっと兄妹2人で苦難を乗り越えてきた。楓の大学の学費は、玄が高校を中退して働きながら工面した。
【コメント】
ストレスや悩んでいること、それは全て自分の弱さによるものだと思ってしまって、日々耐えている方は沢山いらっしゃると思います。そんな多くの方々に寄り添い、一人で解決しようとする以外にも方法がある事を、物語を通して優しく伝えてくれているのを感じました。私が演じさせていただいた楓も、大好きな兄である玄の変化に翻弄され、どうしていいか分からずにいましたが、弱井先生はそんな支える家族に対しても孤独を感じさせない、心強い味方になってくれました。中村倫也さんをはじめとする素敵なチームが、皆さんに寄り添う味方でいられる様にと精一杯の願いを込め作られたドラマです。多くの方に届きますように。
君島 明役・河相我聞
都内有数の精神科病院・新星病院の精神科医。弱井の大学の先輩で、研究室時代から厚い信頼関係で結ばれている。入院施設を持たないひだまりクリニックと医療連携を行い、弱井とともに患者さんにとって切れ目のない医療を目指して診療にあたっている。
林正信役・佐戸井けん太
新星病院で双極症の治療のため入院している患者。大手企業のエリート幹部だったが躁転がきっかけで退職を余儀なくされ、妻とも離婚した。
仙川鶴一役・小林薫
玄の柔道の師匠。子どもの頃から玄が信頼を寄せる人生の師でもある。玄の心の支えであり父親同然の存在。
なお、第3話はパーソナリティ症を取り上げる。個性豊かなゲスト陣は8月2日(金)に発表予定。
土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」は8月31日より毎週土曜22時~NHK 総合、毎週土曜9時25分~BS プレミアム4Kにて放送(全3回)。
精神医療の世界に真正面から向き合う本作。
誰かに悩みを聞いてほしい…でも…、話せない。心の悩みを解決できないまま苦しい思いをしている人をはじめ、幅広い世代の方々の心にまっすぐ届けるヒューマンドラマ。
“すべての人が気軽に気楽に精神科にかかれる日が来ますように…”のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村さん)と、ひと言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋さん)がひだまりクリニックで今日も患者を待つ。
第2話のテーマは「双極症」。ひだまりクリニックの昼休み、弱井幸之助と雨宮有里は、最近常連となったラーメン店「さざ波屋」で舌鼓を打つ。上機嫌の弱井を「気に入るとそればっかり食べますよね?」とたしなめつつ、雨宮の箸も進む。店長の谷山玄(松浦慎一郎)も自分の味を気に入ってくれた弱井たちを見てうれしそうにもてなす。
そんな玄に転機が訪れる。突然ベッドから起き上がれず、家から一歩も出られない状態になってしまったのだ。見かねた玄の妹・谷山楓(土村芳)は“ひだまりクリニック”を勧めるのだが、玄は「常連の弱井先生には気をつかわせたくない」と心療内科の“早乙女クリニック”に向かう。
そこでうつと診断された玄は抗うつ剤を処方され、次第にハイテンションになる。玄の疾患は“双極症”だった。抗うつ剤がきっかけで“躁(そう)”状態になり、奔放な振る舞いを繰り返しては、周囲の人を困惑させる玄。心配した楓が弱井に相談するが、その矢先、玄が突然姿を消してしまう…。
【「双極症」とは~弱井先生のセリフ~】(別名:双極性障害)
ハイテンションで万能感に満ちあふれる躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す脳の病気です。
躁状態のときは、周囲とのトラブルが増えますが、本人は病気とは思わないので病院には行こうとしません。うつで苦しくなったときに通院するので、抗うつ剤が処方され、その薬がきっかけで躁転してしまう場合があります。
躁とうつを繰り返す周期が人によって異なるため、とても診断が難しい病気で、正しく診断されるまで数年かかるとも言われています。しかし、双極症は治療法が確立されていて、薬を飲み続けてコントロールすることで糖尿病や高血圧のように共存できる疾患です。
【第2話 キャスト&登場人物】
谷山 玄役・松浦慎一郎
さざ波屋ラーメン新宿本店の店長。高校を中退してからラーメン一筋で働き若い頃から仕事にあけくれ店長にまでのぼり詰めた。高校在学中は柔道に励み東京都の大会で優勝を争うほどの選手だった。
【コメント】
世の中がコロナ真っ只中でどこか人間同士もギスギスしていた頃、僕の親しい方が心を病んでしまいその時に読んでいた本が「Shrink」でした。そこから僕もこの作品を読むようになり、その中でも特に印象深かった玄さんをまさか自分が演じる事になるとは思ってもいませんでした。
監督、プロデューサー、スタッフの皆さんを始め、弱井役の中村倫也さん、土屋太鳳さん、土村芳さん、共演者の皆様に柔らかく、温かく、見守ってもらうことで僕の身を預けて谷山玄役を演じられたように思います。作品を通して改めて人と人との繋がりを持てる環境の大切さを実感しました。ドラマを通して人と環境がそう在るようになっていく架け橋になれたら素敵だなぁ、と思います。ドラマ「Shrink」宜しくお願い致します。
谷山 楓役・土村芳
玄の妹。幼いころに父が他界し、母が出ていく。その後、親戚に引き取られるがずっと兄妹2人で苦難を乗り越えてきた。楓の大学の学費は、玄が高校を中退して働きながら工面した。
【コメント】
ストレスや悩んでいること、それは全て自分の弱さによるものだと思ってしまって、日々耐えている方は沢山いらっしゃると思います。そんな多くの方々に寄り添い、一人で解決しようとする以外にも方法がある事を、物語を通して優しく伝えてくれているのを感じました。私が演じさせていただいた楓も、大好きな兄である玄の変化に翻弄され、どうしていいか分からずにいましたが、弱井先生はそんな支える家族に対しても孤独を感じさせない、心強い味方になってくれました。中村倫也さんをはじめとする素敵なチームが、皆さんに寄り添う味方でいられる様にと精一杯の願いを込め作られたドラマです。多くの方に届きますように。
君島 明役・河相我聞
都内有数の精神科病院・新星病院の精神科医。弱井の大学の先輩で、研究室時代から厚い信頼関係で結ばれている。入院施設を持たないひだまりクリニックと医療連携を行い、弱井とともに患者さんにとって切れ目のない医療を目指して診療にあたっている。
林正信役・佐戸井けん太
新星病院で双極症の治療のため入院している患者。大手企業のエリート幹部だったが躁転がきっかけで退職を余儀なくされ、妻とも離婚した。
仙川鶴一役・小林薫
玄の柔道の師匠。子どもの頃から玄が信頼を寄せる人生の師でもある。玄の心の支えであり父親同然の存在。
なお、第3話はパーソナリティ症を取り上げる。個性豊かなゲスト陣は8月2日(金)に発表予定。
土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」は8月31日より毎週土曜22時~NHK 総合、毎週土曜9時25分~BS プレミアム4Kにて放送(全3回)。
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