ゲームで加齢を痛感する瞬間「新しい街がめんどくさい」「少し違うゲームやると操作忘れる」
“アラフォー”と呼ばれるようになった僕の周りには、同世代でもいまだにゲームをやっている人が多い。
しかし、大半の同級生は、いつの間にかゲームを卒業してしまった。理由は「ゲームなんて子どもの遊びだ」と悟ったってわけでもない。みんな、加齢に伴う考え方や肉体の変化のために遠のいてしまったのだ。(文:松本ミゾレ)
「コントローラーが新品同様になった。叩きつけたりイカれるまで荒い使い方しなくなった」
5ちゃんねるで先日「『あっ…俺も年取ったんだな…』って思う瞬間wwww」というスレッドを発見した。スレ主自身もおそらくそういう境遇になったのだろう。投稿に「チュートリアルで飽きる」と書き込んでいる。
もうこの時点で「分かる分かる」って思っちゃうんだけども、他にもいろんな書き込みがあるので、ちょっと拾っていきたい。“おっさんゲーマーあるある“が多いのではないだろうか。
「用語が入ってこない」
「少しでも違うゲームやると操作忘れる」
「新しい街がめんどくさい」
「コントローラーが新品同様になった。叩きつけたりイカれるまで荒い使い方しなくなった」
「取り逃しも気にしない」
とどれもおっさんなら縦に首を振りたくなる。用語が入ってこないってのは、いわゆる「ファルシのルシがパージで云々」という、例の国民的人気RPGを筆頭に、わりとおじさん世代にとっては鬼門だ。
そして、おっさん世代はすでに好奇心も枯れているので、新しい街だのダンジョンだのを探索するのもしんどいし、アイテムの取り逃しも全然気にならなくなる。
ゲームに熱中する体力がなくなった?
おっさんになってしまうと、もはやゲームに熱中する体力は消えてしまっていると言っても過言ではないのだ。そういうかつての、20世紀のゲームキッズは大勢いる。
昔はそれこそ、時間もゲームへのタフネスもたくさんあった。カトブレパスを取り損ねたらニューゲーム。水のハーモニーを取り損ねたらニューゲーム。GFセイレーンを取り損ねたらニューゲーム。
子どもの頃って本当に、ささいな取り損ねも許せないゲーマーだった友人は僕の周りにも多かった。無論、僕もそうだった。
「大人になって独り暮らしして、一晩中ゲームしたい」という願望があったもんだ。でも、結局今になってみると、週に多くて3回ぐらいゲームを起動しては、1時間ぐらい遊んでやめてしまうという感じになってしまった。ゲームを体力も、理由も、子どもの頃に比べるとずいぶん少なくなっちゃったなぁ。
まあ、俯瞰で考えればそれが正常で、ゲームに熱中しまくっている坊ちゃんたちこそが異常なんだけどね。ただ、あの異常な執着と集中力でゲームに取り組めるのって、今思えば素晴らしいことだとも感じるところである。若いっていいよねぇ。
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