名駅の定番待ち合わせスポット「金時計」&「銀時計」 いつからあるの?2つの関係は?JRに聞いてみた
名古屋駅で待ち合わせようぜ!——もしそんな話になったら、きっと多くの人は「金時計」か「銀時計」を選ぶのではないだろうか。
「金時計」はJR名古屋駅中央コンコースの桜通口付近にある金色の時計のこと。「銀時計」は新幹線改札口の目の前、中央コンコースの太閤通口付近にある銀色の時計だ。
今や名古屋駅の定番待ち合わせスポットとして、名古屋市民はもちろんのこと、県外にもその名が知られている。
でも、いつからあるのか。2つの時計に関連はあるのか。その成り立ちは知られていないような気がする。
そこで今回は謎がある名古屋駅の「金時計」と「銀時計」の秘密を追ってみた。
まずは「銀時計」を知るべく、2022年9月16日に東海旅客鉄道(以下、JR東海)の社員に取材を行った。
金時計が金になったのは......
JR東海の社員によると、銀時計が設置されたのは1988年4月1日。同社が国鉄分割民営化によって誕生したのはその前年で、設立1周年を記念して作られたのが銀時計なのだ。
金時計はその14年後の2002年12月20日に登場。名古屋駅の駅ビル「JRセントラルタワーズ」の完成3周年を記念してのことだった。
金時計を設置したのは、JR東海のグループ会社である「ジェイアールセントラルビル」。22年9月30日、記者の取材に応じた同社経営企画部広報課の担当者によると、金時計は当初から待ち合わせ場所などとして利用されることを想定していたという。
「色の決定に関する記録が残っておりませんが、新幹線口に銀色の時計があったことからその対として金色となったようです」(経営企画部広報課の担当者)
ちなみに、「銀時計」と「金時計」というのは正式な名称というわけではない。多くの人に親しまれているうちに、愛称として馴染んでいったのかもしれない。
出来た時期も作られた由来も全く違うが、名古屋駅の2大待ち合わせスポットとして定着した「金時計」と「銀時計」。これからもこの2つの時計の前で、沢山の出会いや再会が生まれていくのだろう。
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