NASAが火星で「UFOの破片」を発見か? 謎の物体に科学者困惑、生命体の痕跡も
現在、火星に送り込まれて調査を行っているNASAの探査機パーサヴィアランス。このパーサヴィアランスのカメラに不可解なアイテムが映り込んでしまい、NASAの科学者でさえも「UFO(未確認飛行物体)の破片」である可能性があると表明して注目を集めている。
問題の物体はパーサヴィアランスが搭載していた無人ヘリコプター、インジェニュイティのナビゲーションカメラに映っていたもの。カメラには離陸した無人ヘリコプターの足が映り込んでいたのだが、その片方の足からまるでトイレットペーパーのような白く薄い物体がぶら下がっていたのだ。ヘリコプターが上昇するにつれて謎の破片はほどけるように落ち、火星の地面へと落下していった。
現時点ではパーサヴィアランス及びインジェニュイティのどちらにも該当する部品が見あたらないことから、NASAの技術者たちは急遽この物体が何であり、どこから来たのかを突き止めるミッションを開始した。
インジェニュイティは探査機パーサヴァランスの任務を支援する無人ヘリコプターで、問題の物体は33回目の調査飛行中に機体底部に設置されたナビゲーションカムカメラに写り込んだもの。興味深いことに、この物体は前回のミッションでは確認できていなかったのだ。
NASAの広報担当者は次のように語る。
「このFOD(未知の異物破片)は、33回目のフライト映像の最初のフレームから写っており、脚から外れて火星表面に落ちる様子までが確認されています。フライトからのすべてのテレメトリとフライト後の検索と転送は名目上のもので、車両損傷の兆候はありません。Ingenuity and Perseverance Mars 2020チームは、この破片の発生源を特定するために取り組んでいます」
幸いにもインジェニュイティの飛行時間は55秒程度で、その間に111mを移動したことも解っているため、破片の追跡は比較的容易であるとのこと。まるで宇宙人が探査機にリボンをくくりつけたようだが、謎の破片が見つかり正体が判明する日は来るのだろうか。
ちなみに専門家は、パーサヴィアランスの画期的なミッションがすでに火星に生命が存在する証拠を発見している可能性があると主張している。搭載されたスキャナーによると、パーサヴィアランスが古代の河川デルタと思われる場所から採取したサンプルには、かつて生きていた生物の有機分子が含まれているという。このサンプルは2033年に探査機が地球に持ち帰って科学的な分析が行われるまで詳細を確認することはできないが、科学者らはパーサヴィアランスの調査結果に期待しているという。
参考:「Daily Star」、ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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