東福岡高校・東福岡自彊館中学校、2025年度から共学校へ

東福岡学園は、学園創立80周年を迎える2025年度から学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」をスタートする。これにともない、東福岡高等学校・東福岡自彊館中学校を2025年度から共学化し、新入生を迎え入れる。

　東福岡学園は学園創立80周年を迎える2025年を1つの節目とし、中高6学年がそろう2030年を最初のゴールとした学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」を策定した。好きなことを見つけ、それに熱中していく中で豊かな発想力や知識を身に付け、人種・性別・年齢を超えて、多様な価値観をもつ他者と協働して新たな価値を創造し、最適解を導き出せる「自分で考え、選択・判断し、行動できる人」の育成を目指す。

　東福岡高等学校・東福岡自彊館中学校は教育理念「親の心を心とした教育 親の願いを願いとした教育」「努力に勝る天才なし」「意志あるところ道あり」をこれからも継承し、進学に重点を置き、高校におけるコース再編と中高一貫体制の強化に取り組み、子供たちのその先の未来を見据えて実学教育・キャリア教育・グローバル教育を実践していくという。

　ブランドマークのRISING HIGASHIは、校章に由来する「太陽」と創立者の言葉「秀峰」を連想させる「山」がモチーフ。稜線がひらき、山脈へとつながり、陽が登り、未来が輝くようすを表現しており、建学の精神にある「私学の秀峰」を目指して、新たなチャレンジをしていくという想いが込められている。

　東福岡学園は、教育方針の1つに「多様性の受容」を掲げており、人種・性別・年齢を超えて、さまざまな価値観が存在することを知り、お互いを認めあい、自分と価値観の異なる人々と協働して力を発揮できる人材を育てるために、2025年度から共学校として新入生を迎え入れる。共学化にあたり、東福岡高等学校と東福岡自彊館中学校では、2025年度の新入生を対象に、新しい制服を導入予定。