九州北部豪雨から3か月... 被災地の復興は進んでいるがまだ避難生活が続く人も
Jタウンネット2017年10月14日(土)7時58分
[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年10月4日の放送では、九州北部豪雨の被害の大きかった福岡県朝倉市把木林田地区から現在の状況について取り上げました。
朝倉市把木林田地区は、局所的に大きな被害が出て、川を挟んで被害が大きかった地域とほとんど被害がなかった地域に分かれました。
川の流れも変わってしまった
被害の大きかった地域は土砂も多く、住民の手作業で土砂を取り除く作業をしました。また、重機で同時に護岸工事も行っています。
大雨の被害から3か月が経ちますが、まだ水道や電気が通っていない地域もあり、生活ができない状態となっています。現在、アパートや仮設住宅などに仮住まいをし、日中は自宅の片付けなどをしている方もいます。
今回の北部豪雨で、土砂でふさがれた川などがあり、川の流れも変わってしまいました。把木林田地区にあった赤谷川には、もうひとつ新しい川ができました。
この地域にまた住むためには、新しい川を新赤谷川とするのか、それとも元の赤谷川を戻すのかから考えなくてはいけません。
川の工事だけではなく、まだ土砂が取り除かれていないところもたくさんあり、すべての土砂を取り除くには10年以上かかるのではないかともいわれています。
全国ニュースでは取り上げられることが減りましたが、まだ避難所生活をしている人もいます。また、土砂が取り除かれていないだけではなく電気や水道が通っていないところもかなりあります。復興は少しずつ進んでいますが、まだ手がついていないところがたくさんあるということを知ってほしいです。(ライター:ぴよこ)
Copyright(C) 2006-2017 株式会社ジェイ・キャスト
「避難生活」をもっと詳しく
「避難生活」のニュース
-
【令和6年能登半島地震】避難生活で気を付けたい症状と予防のポイント1月16日19時16分
-
巻頭特集は「能登半島地震が突きつけた現実」 耐震化率、避難生活での災害関連死、デマ問題、活断層などを総力取材/『AERA』1月15日発売1月12日18時17分
-
【令和6年能登半島地震】「温かいご飯がうれしい」 石川県輪島市で炊き出し・物資配布などを実施中 厳しい避難生活続く被災者への緊急支援1月10日19時16分
-
冬の避難時の寒さ対策や注意点 新聞紙で暖を取る方法は1月4日5時20分
-
東日本大震災から10年 続く避難生活、打ち切られる支援...被災地のリアル3月13日18時40分
-
九州北部豪雨から3か月... 被災地の復興は進んでいるがまだ避難生活が続く人も10月14日7時58分