【大学受験】英検2020 1day、約30万人が予約…希望者は来年度の受験可能
リセマム2019年11月7日(木)14時15分
日本英語検定協会(英検協会)は2019年11月6日、「英検2020 1 day S-CBT」に関する今後の方針を公表した。予約申込者が返金せずに受験を希望する場合は、これまでどおり2020年度4月から受験可能とする考え。返金の対応については、文部科学省と協議のうえで公表する。
英検協会は、11月1日の文部科学省による「大学入試英語成績提供システム」の導入延期の発表を受けて、英検協会が実施運営する各種試験の2020年度概要について見直すことを公表している。「英検2020 1 day S-CBT(S-CBT)」については、すでに9月18日から2020年度第1回検定(4月~7月実施分)の予約申込の受付を開始。検定料の一部金として3,000円を予約申込時に支払う方式となっており、英検協会は返金を行う方針だが、返金方法や手数料などについては文部科学省と協議のうえで詳細を公表するとしている。
英検協会によると、「S-CBT」には都市部から地方まで全国から予約申込があり、その数は29万4,534人(11月1日現在)にのぼるという。都道府県ごとの人数も公表しており、北海道で5,718人、宮城県で2,518人、東京都で4万850人、神奈川県で2万3,550人、大阪府で1万6,369人、福岡県で1万5,564人など。
英検協会は今後の方針として、「S-CBT」においては少なくとも予約している約30万人が2020年度4月から入試に対応し得る、高いセキュリティーレベルの全国のテストセンターで受験できる状況にあると説明。試験日についても、原則、毎週土・日曜日で、一部の会場は平日でも受験できるよう進めている状況だったという。
また、「大学入試英語成績提供システム」を介さない入試においては、2020年度以降も引き続き、従来型の英検だけでなく「英検CBT」や「S-CBT」の試験結果を利用することが可能。英検協会は文部科学省の延期発表後、私立大学から状況を確認しており、どの学校からも変更なしとの回答があったことを明らかにした。今後も英検を入試に採用すると公表している全国の大学に確認をとる予定となっている。
そのため、2020年度の「S-CBT」に向けて試験準備をしてきた予約申込者の状況も推察し、「S-CBT」の設計を見直し、文部科学省と協議のうえ、できる限り早い段階でその内容を公表するとした。予約申込者のうち、返金せずにそのまま受験することを希望する者については、これまでどおり2020年度4月から受験できるようにする方針。なんらかの救済策を講じる考えも示している。
また、返金希望者に対して、文部科学省と協議し、その方法や申込期間などの詳細が決まり次第公表することを改めて説明した。
英検協会は、11月1日の文部科学省による「大学入試英語成績提供システム」の導入延期の発表を受けて、英検協会が実施運営する各種試験の2020年度概要について見直すことを公表している。「英検2020 1 day S-CBT(S-CBT)」については、すでに9月18日から2020年度第1回検定(4月~7月実施分)の予約申込の受付を開始。検定料の一部金として3,000円を予約申込時に支払う方式となっており、英検協会は返金を行う方針だが、返金方法や手数料などについては文部科学省と協議のうえで詳細を公表するとしている。
英検協会によると、「S-CBT」には都市部から地方まで全国から予約申込があり、その数は29万4,534人(11月1日現在)にのぼるという。都道府県ごとの人数も公表しており、北海道で5,718人、宮城県で2,518人、東京都で4万850人、神奈川県で2万3,550人、大阪府で1万6,369人、福岡県で1万5,564人など。
英検協会は今後の方針として、「S-CBT」においては少なくとも予約している約30万人が2020年度4月から入試に対応し得る、高いセキュリティーレベルの全国のテストセンターで受験できる状況にあると説明。試験日についても、原則、毎週土・日曜日で、一部の会場は平日でも受験できるよう進めている状況だったという。
また、「大学入試英語成績提供システム」を介さない入試においては、2020年度以降も引き続き、従来型の英検だけでなく「英検CBT」や「S-CBT」の試験結果を利用することが可能。英検協会は文部科学省の延期発表後、私立大学から状況を確認しており、どの学校からも変更なしとの回答があったことを明らかにした。今後も英検を入試に採用すると公表している全国の大学に確認をとる予定となっている。
そのため、2020年度の「S-CBT」に向けて試験準備をしてきた予約申込者の状況も推察し、「S-CBT」の設計を見直し、文部科学省と協議のうえ、できる限り早い段階でその内容を公表するとした。予約申込者のうち、返金せずにそのまま受験することを希望する者については、これまでどおり2020年度4月から受験できるようにする方針。なんらかの救済策を講じる考えも示している。
また、返金希望者に対して、文部科学省と協議し、その方法や申込期間などの詳細が決まり次第公表することを改めて説明した。
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