数学検定、小5が大学・一般レベルの1級合格…史上最年少
リセマム2018年11月15日(木)10時15分
日本数学検定協会は2018年11月15日、大学・一般程度レベルである「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」の1級に東京都在住の小学5年生、高橋洋翔君(11歳)が最年少で合格したと発表した。1992年に第1回検定を実施して以来、史上最年少記録となる。
日本数学検定協会は2018年10月28日に第327回実用数学技能検定(数学検定・算数検定)を実施した。団体受検と個人受検のうち、個人受検では2万1,361人が受検。このうち448人が1級に挑戦し、42人が合格した。
数学検定1級のレベルは大学程度・一般で、年間合格率(2017年度)6.5%の難関。1次の計算技能検定は全7問あり、検定時間は60分。2次の数理技能検定はすべて記述式で、必須問題2題に加え、5題から2題を選択、検定時間は120分。多変数関数などの解析分野、行列や初等整数論などを含む線形代数、相関係数や回帰分析を扱う確率統計、アルゴリズムの基礎など、検定内容は広範囲にわたる。合格基準は、1次は70%程度、2次は60%程度。
高橋君は、5歳から数学検定を1つの目標に掲げて学習に励み、2014年10月に小学1年生(7歳)で2級(高校2年生程度)、2015年6月に小学2年生(7歳)で準1級(高校3年生程度)に最年少で合格を果たしている。継続的に学習を続けた結果、2016年10月に1級の1次に合格し、今回2次に合格して、1級最年少合格の快挙を成し遂げた。
これまでの数学検定1級の最年少合格記録は、2016年4月に合格した中学2年生(13歳)だったが、高橋君の合格により、2年半ぶりに最年少記録が更新された。
合格通知を手にした高橋君は「数学検定を通じて、いろいろな数学の分野に触れることができました。これからも、その先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ち立てたいです」と抱負を語っている。
日本数学検定協会は2018年10月28日に第327回実用数学技能検定(数学検定・算数検定)を実施した。団体受検と個人受検のうち、個人受検では2万1,361人が受検。このうち448人が1級に挑戦し、42人が合格した。
数学検定1級のレベルは大学程度・一般で、年間合格率(2017年度)6.5%の難関。1次の計算技能検定は全7問あり、検定時間は60分。2次の数理技能検定はすべて記述式で、必須問題2題に加え、5題から2題を選択、検定時間は120分。多変数関数などの解析分野、行列や初等整数論などを含む線形代数、相関係数や回帰分析を扱う確率統計、アルゴリズムの基礎など、検定内容は広範囲にわたる。合格基準は、1次は70%程度、2次は60%程度。
高橋君は、5歳から数学検定を1つの目標に掲げて学習に励み、2014年10月に小学1年生(7歳)で2級(高校2年生程度)、2015年6月に小学2年生(7歳)で準1級(高校3年生程度)に最年少で合格を果たしている。継続的に学習を続けた結果、2016年10月に1級の1次に合格し、今回2次に合格して、1級最年少合格の快挙を成し遂げた。
これまでの数学検定1級の最年少合格記録は、2016年4月に合格した中学2年生(13歳)だったが、高橋君の合格により、2年半ぶりに最年少記録が更新された。
合格通知を手にした高橋君は「数学検定を通じて、いろいろな数学の分野に触れることができました。これからも、その先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ち立てたいです」と抱負を語っている。
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