【中学受験2025】大学附属校人気が再び…過去問の売れ行き前年比較で探る注目校<共学校編・前編>
リセマム2024年12月4日(水)19時15分
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いよいよ2025年度の中学入試本番まで、残すところ数か月となった。この時期、志望校を決定し、受験スケジュールをどのように組むかいろいろと検討されているご家庭も多いのではないだろうか。
志望校との相性を確認するために、秋から冬にかけて取り組む定番の教材、過去問題集。人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目の共学校・ねらい目校を探る。
過去問出庫率前年比較(共学校編)
3年間の出庫率(前年比)を見ていくと、2024年11月時点で17位の日本工業大駒場(112.5%)は品切れとなっている。同校は今年度のみならず、2021年、2022年も同時期に品切れとなっており、人気のほどがうかがえる。また、14位の茨城(113.0%)は医学コースがあり、同じく14位の順天(113.0%)は北里大との法人一体化が発表されるなど、医学部進学(推薦)の枠のある学校が注目を集めているようだ。
過去問出庫率前年比較<共学校編・前編>TOP11~20位
数字の見方例:校名 一昨年110%→昨年100%→今年95%
11位 サレジアン世田谷 129.9% → 109.7% → 114.2%
12位 安田学園 101.8% → 98.4% → 113.5%
13位 日本大藤沢 *106.6% → 92.8% → 113.3%
14位 順天 102.3% → 102.2% → 113.0%
14位 文教大付 104.7% → 91.5% → 113.0%
14位 茨城 89.2% → 105.6% → 113.0%
17位 芝浦工大柏 113.2% → 86.7% → 112.5%
17位 東京電機大 97.8% → 90.3% → 112.5%
17位 日本工業大駒場 *103.2% → 111.5% → *112.5%
20位 桐光学園 100.2% → 89.2% → 112.4%
*…品切れ
1位は城西大附属城西で152.2%、2位は開智・開智所沢で148.8%という結果となった。1位の城西大附属城西は、昨年度は出庫率は減ったものの受験者数自体は減らなかったため、今年度は受験者数が増加しそうだ。2位の開智・開智所沢は昨年約40%増、今年約50%増となっており、1月校の中でも人気の栄東についで受験者数1万人に到達するかどうか、出願動向に注目が集まる。
過去問出庫率前年比較<共学校編・前編>TOP1~10位
数字の見方例:校名 一昨年110%→昨年100%→今年95%
1位 城西大附属城西 104.8% → 66.9% → 152.2%
2位 開智・開智所沢 97.3% → 139.4% → 148.8%
3位 区立九段 84.8% → 69.6% → 127.7%
4位 学芸大竹早 100.8% → 65.3% → 121.9%
5位 芝国際(2023年開校) → 120.4%
6位 明治学院 103.2% → 73.2% → 119.0%
7位 青山学院 97.8% → 90.7% → *118.9%
8位 法政第二 101.8% → 91.5% → 117.0%
9位 桜丘 101.7% → 98.5% → 116.9%
10位 淑徳巣鴨 106.0% → 107.0% → 116.1%
*…品切れ
YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社 三谷氏と後藤氏によると「今年は大学附属校の人気が高い。また、プチサンデーショックの影響も見逃せない」という。共学校の人気校(出庫率上位)1~18位までの各学校の注目の理由など詳しい解説は、YouTube動画で視聴できる。
10代の貴重な6年間を過ごす学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。
男子校編はこちら。
女子校編はこちら。
◆声の教育社 三谷氏 プロフィール
学生時代から塾講師を始め、教室長・受験対策部長として約20年の指導を経験したのち、2000年に声の教育社へ入社。以来、学校担当として年間のべ100校以上の中高を訪問し続けている。中学受験業界の著名人が講師を務めることで知られる「首都圏模試センター保護者会」をはじめ、「東京私学経営者協議会」「神奈川私立中学広報会議」「安田教育研究所主催セミナー」等、多くの講演活動も行っており、「よみうり進学メディア」「塾ジャーナル」他での執筆も多数。私学や塾のオモテだけでなくウラ情報にも精通しているが、家にテレビが無いためやや世情には疎い。
◆声の教育社 後藤氏 プロフィール
塾講師を10年経験したのち、声の教育社へ編集者として入社。現在は渉外業務を中心に、講演会や動画授業の講師も務める。編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を10年以上過ごす。保護者として息子の中学受験も経験。三度の飯より過去問が好き。
志望校との相性を確認するために、秋から冬にかけて取り組む定番の教材、過去問題集。人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目の共学校・ねらい目校を探る。
過去問出庫率前年比較(共学校編)
3年間の出庫率(前年比)を見ていくと、2024年11月時点で17位の日本工業大駒場(112.5%)は品切れとなっている。同校は今年度のみならず、2021年、2022年も同時期に品切れとなっており、人気のほどがうかがえる。また、14位の茨城(113.0%)は医学コースがあり、同じく14位の順天(113.0%)は北里大との法人一体化が発表されるなど、医学部進学(推薦)の枠のある学校が注目を集めているようだ。
過去問出庫率前年比較<共学校編・前編>TOP11~20位
数字の見方例:校名 一昨年110%→昨年100%→今年95%
11位 サレジアン世田谷 129.9% → 109.7% → 114.2%
12位 安田学園 101.8% → 98.4% → 113.5%
13位 日本大藤沢 *106.6% → 92.8% → 113.3%
14位 順天 102.3% → 102.2% → 113.0%
14位 文教大付 104.7% → 91.5% → 113.0%
14位 茨城 89.2% → 105.6% → 113.0%
17位 芝浦工大柏 113.2% → 86.7% → 112.5%
17位 東京電機大 97.8% → 90.3% → 112.5%
17位 日本工業大駒場 *103.2% → 111.5% → *112.5%
20位 桐光学園 100.2% → 89.2% → 112.4%
*…品切れ
1位は城西大附属城西で152.2%、2位は開智・開智所沢で148.8%という結果となった。1位の城西大附属城西は、昨年度は出庫率は減ったものの受験者数自体は減らなかったため、今年度は受験者数が増加しそうだ。2位の開智・開智所沢は昨年約40%増、今年約50%増となっており、1月校の中でも人気の栄東についで受験者数1万人に到達するかどうか、出願動向に注目が集まる。
過去問出庫率前年比較<共学校編・前編>TOP1~10位
数字の見方例:校名 一昨年110%→昨年100%→今年95%
1位 城西大附属城西 104.8% → 66.9% → 152.2%
2位 開智・開智所沢 97.3% → 139.4% → 148.8%
3位 区立九段 84.8% → 69.6% → 127.7%
4位 学芸大竹早 100.8% → 65.3% → 121.9%
5位 芝国際(2023年開校) → 120.4%
6位 明治学院 103.2% → 73.2% → 119.0%
7位 青山学院 97.8% → 90.7% → *118.9%
8位 法政第二 101.8% → 91.5% → 117.0%
9位 桜丘 101.7% → 98.5% → 116.9%
10位 淑徳巣鴨 106.0% → 107.0% → 116.1%
*…品切れ
YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社 三谷氏と後藤氏によると「今年は大学附属校の人気が高い。また、プチサンデーショックの影響も見逃せない」という。共学校の人気校(出庫率上位)1~18位までの各学校の注目の理由など詳しい解説は、YouTube動画で視聴できる。
10代の貴重な6年間を過ごす学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。
男子校編はこちら。
女子校編はこちら。
◆声の教育社 三谷氏 プロフィール
学生時代から塾講師を始め、教室長・受験対策部長として約20年の指導を経験したのち、2000年に声の教育社へ入社。以来、学校担当として年間のべ100校以上の中高を訪問し続けている。中学受験業界の著名人が講師を務めることで知られる「首都圏模試センター保護者会」をはじめ、「東京私学経営者協議会」「神奈川私立中学広報会議」「安田教育研究所主催セミナー」等、多くの講演活動も行っており、「よみうり進学メディア」「塾ジャーナル」他での執筆も多数。私学や塾のオモテだけでなくウラ情報にも精通しているが、家にテレビが無いためやや世情には疎い。
◆声の教育社 後藤氏 プロフィール
塾講師を10年経験したのち、声の教育社へ編集者として入社。現在は渉外業務を中心に、講演会や動画授業の講師も務める。編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を10年以上過ごす。保護者として息子の中学受験も経験。三度の飯より過去問が好き。
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