最短でのプレミア復帰を目指すレスター、26戦21勝で首位を独走…2位との勝ち点差は『10』に

2024年1月2日(火)18時35分 サッカーキング

ハダース・フィールドに勝利したレスター「写真」=Getty images

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 今季からチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うレスターが1年でのプレミア復帰に向け首位を独走している。

 レスターは今季、昨季までマンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカが監督に就任し、カウンター重視の戦術からポゼッション重視の戦術に変更。試行錯誤を続けながらもここまで26試合を戦い、21勝2敗3引き分けと好調をキープ。1日に行われたチャンピオンシップ第26節のハダース・フィールド戦に勝利したことで、勝ち点を「65」まで伸ばし、2位との勝ち点差を「10」にまで広げた。

 マレスカ監督の新戦術も徐々に浸透してきており、ハダース・フィールド戦でもボール保持率約70%で終始ゲームを支配し、4得点を奪って勝利している。試合終了後には現地のサポーターから称賛のチャントが指揮官に送られた。

 また、プレミアリーグから降格したことで、イングランド代表MFジェームズ・マディソンやFWハーヴィー・バーンズ、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスら主力の移籍があったものの、新たに加入した新戦力がフィット。特に“新10番”となったイングランド出身FWステフィー・マヴィディディは、ここまで8ゴールを挙げており、チーム欠かせない存在となっている。

 指揮官は、ハダース・フィールド戦後に「試合に勝つことは常に難しいこと。今日も勝てて本当に嬉しい」とコメント。試合内容については、「3点目を奪った後は少し調子を落としたが、それも想定内だ」と、自信を示した。

 レスターは、6日にFAカップ2回戦ミルウォール戦、リーグ戦は13日に本拠地が近く、長い間ライバル関係にあるコヴェントリーとの“M69ダービー”(2つの都市を結ぶ高速道路から由来する)を控えている。コヴェントリーには、直近4試合で5ゴールを記録している絶好調の坂元達裕も所属しているが、レスターは好調を維持し、最短でのプレミア復帰のために勝ち点を順調に積み重ねることはできるのだろうか。注目が集まっている。

サッカーキング

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