【箱根駅伝】大東大、タスキ途切れた 9区・大谷「最後の直線で誰もいない…」地面に突っ伏し号泣…総合19位で終える
2025年1月3日(金)18時5分 スポーツ報知
次走者のいない鶴見中継所にたどり着いた大東大・大谷章紘(カメラ・佐々木 清勝)
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート〜東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
大東大は、最終10区を前にライトグリーンのタスキが途切れた。9区を走った大谷章紘(4年)は、10キロの給水時にタイム的に厳しいことを伝えられ「覚悟は出来ていた」という。しかし「最後の直線で誰もいないというのが本当に悔しくて。唖然(あぜん)というか、ずっと信じられなかった」。地面に突っ伏し、涙があふれた。総合19位に終わり、後輩に向けて「悔しい結果の分、来年はより一層いい結果を出してもらいたい」とエールを送った。