プロボクシング元日本王者が選ぶ2024年のMVPは? 井上尚弥、中谷潤人、堤聖也...

2025年1月3日(金)19時40分 スポーツニッポン

 プロボクシング元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏が3日までに自身のYouTubeチャンネル「前向き教室」を更新。2024年のMVPなど自身の考えを明かした。

 年間最高試合には2つ。1つは現在のWBA世界バンタム級王者・堤聖也(29=角海老宝石)が10月に井上拓真(28=大橋)に判定3—0で勝ってベルトを奪った試合、そしてWBC世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が9月に比嘉大吾(29=志成)を判定3—0で退けて初防衛に成功した試合だ。そして堤聖也の試合について「あれは本当にリスペクトする。今まで超えられなかった壁を超える、なんてマジで難しい。相手も走り続けているのに、それを追い越すには1日もサボれない。そう生きていけたらボクシングじゃなくても、何をやっても成功できると思う」と地道で丹念な取り組みを絶賛した。

 MVPにはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M.T)を挙げた。「MVPは(スーパーバンタム級4団体統一王者の)井上尚弥という人も多いと思うけど。俺は中谷潤人。あんなにランキング1位をボッコボコにして」。中谷は2月にアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)からベルトを奪って3階級制覇を達成。7月に初防衛戦で1位ビンセント・アストロラビオにボディーへの左ストレートで初回KO勝ち、10月に2度目の防衛戦で、それまでダウン経験がなかった1位ペッチ(タイ)から2度のダウンを奪って6回TKO勝ちした。

 そして2025年に期待する選手にはWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)を指名した。「堤、武居、中谷、(IBF世界バンタム級王者の)西田(凌佑、28=六島)の誰と勝負しても“分からんぞ”というところまで那須川天心が来たらバンタム級の盛り上がりは最高潮になる」と日本人が世界主要4団体のベルトを独占する階級でサバイバルマッチが繰り広げられることを期待した。

スポーツニッポン

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