北米中心のラリークロス『GRC』、2018年カレンダー発表。2013年以来に欧州戦復活

2018年1月5日（金）12時28分　AUTOSPORT web

　GRCレッドブル・グローバル・ラリークロスは1月4日、2018年の開催スケジュールを発表した。欧州圏での開催を含む全8大会、12戦の開催が予定されている。

　サーキットレースとラリー競技の要素を併せ持ち、ヨーロッパなどで人気を博しているラリークロス。このGRCは主に北米を中心に開催されているシリーズだ。

　2017年のGRCには、元F1ドライバーのスコット・スピードや、イギリス発の自動車番組『トップギア』のアメリカ版『トップギアUSA』のパーソナリティを務めたタナー・ファウトのほか、スティーブ・アルピンなどが参戦。

　マニュファクチャラーとしてはフォルクスワーゲンのほか、スバル、ホンダがマシンを供給している。

　そんなGRCの2018年シーズンは5月19〜20日にケンタッキー州ルイビルでの第1戦で開幕。その後ルイジアナ州ニューオーリンズやカリフォルニア州ロサンゼルス、インディアナ州インディアナポリスでの開催を経て、10月27〜28日にヨーロッパで行われる第11〜12戦で幕を下ろす。

　このうち、6月9〜10日に開催される第2〜3戦については開催地未定として案内されているほか、2013年以来にシリーズへ組み込まれた最終戦ヨーロッパ大会についても具体的な開催場所については明かされていない。

　GRCのコリン・ダインCEOは「2018年のカレンダーは2017年に好評だったラウンドとヨーロッパ大会の復活を組み合わせたもので、最高のシーズンになると保証する」とコメントしている。

「また（オフロード車の）ポラリスRZRによるサポートレースも併催することになっており、これらが組み合わさればラリークロスファンの裾野を広げることができるだろう」

■2018年GRC開催スケジュール（1月4日時点）