ノイアーの代役探すバイエルン、スイス代表GKゾマーの獲得に前進か…既に口頭合意との報道も

2023年1月5日(木)20時4分 サッカーキング

スイス代表としてカタールW杯にも出場したゾマー [写真]=Getty Images

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 バイエルンがボルシアMG所属のスイス代表GKヤン・ゾマーの獲得に近付いているようだ。4日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが長きに渡り絶対的な守護神として君臨しているバイエルン。しかし、同選手はFIFAワールドカップカタール2022敗退後のオフ中に下腿部骨折の大けがを負い、昨年12月に手術を実施。今シーズン中の戦線復帰が絶望的となった。

 こうした事態を受け、バイエルンは代役となるGKのリストアップを開始。当初はモナコに期限付き移籍中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルの呼び戻しを最優先に考えているとも伝えられていた。しかし、モナコ側からの許可が下りず、バイエルンは同選手の呼び戻しを断念。今冬の移籍市場で新戦力を獲得する方針をとることとなったようだ。

 新戦力の候補として、ディナモ・ザグレブ所属のクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチやセビージャ所属のモロッコ代表GKボノ(ヤシヌ・ブヌ)ら複数選手の名前が挙がっていたバイエルンだが、獲得のメインターゲットに据えているのはゾマーのようだ。今回の報道によると、バイエルンは獲得に向けた交渉を継続しており、ゾマー本人とは既に今冬の移籍で口頭合意に達しているという。なお、契約期間についての話し合いも進行しており、『スカイスポーツ』は両者が2025年6月末までの契約を締結する可能性があるとも伝えている。

 現在34歳のゾマーは2014年夏からボルシアMGに在籍。同クラブの絶対的守護神としてここまで公式戦通算335試合に出場している。また、2012年5月にデビューを飾ったスイス代表ではここまで公式戦80試合に出場。FIFAワールドカップカタール2022でも3試合でゴールマウスを守り、同国代表のベスト16進出に貢献した。
 
 なお、『ビルト』によると、インテルもゾマーの獲得に強い関心を寄せており、同クラブの今後の出方次第では交渉が難航する可能性もあるという。果たして34歳のスイス代表守護神はどのような決断を下すのだろうか。

サッカーキング

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