IMSA:ロバート・クビサ、デイトナ24時間初参戦。チームメイトにハプスブルクも

2021年1月8日(金)11時8分 AUTOSPORT web

 1月7日、デンマークのレーシングチームであるハイクラス・レーシングが、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦にして“ハイライト”となるデイトナ24時間(ロレックス24・アット・デイトナ)のドライバーラインアップを発表。アルファロメオF1のリザーブドライバーを務めるロバート・クビサがその一員として同イベントに出場することがアナウンスされた。


 元F1レギュラードライバーで、2020年はDTMドイツツーリングカー選手権にフル参戦したクビサは1月末、フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるエンデュランス・クラシックレースにデビューする予定だ。


 チームメイトはDTMドライバーのフェルディナンド・ハプスブルクと、デンマークチームのレギュラードライバーであるアンダース・フィヨルドバッハ、デニス・アンデルセン。この4名がハイクラス・レーシングのオレカ07・ギブソンをシェアしてLMP2クラスに参加する。


 2019年にF1復帰を果たしたポーランド人ドライバーは昨年、BMWからDTMにエントリーした。23歳のハプスブルクも同じグリッドに並んでいたが、アウディ陣営からの参戦であり彼らはライバル関係にあった。


 また、ハプスブルクは2018年のロレックス24に、イオタスポーツが運営するジャッキー・チェン・DCレーシングのオレカでLMP2カテゴリーデビューを飾っている。


「デイトナ24時間は、これまでのキャリアの中でもハイライトのひとつだ」とハプスブルクは語った。


「僕にとって初めての24時間レースだったし、完全に魅了されたよ。なにせ今までに経験したことのないような世界だったからね」


「(デイトナに)戻るのが待ちきれないよ。ここ2、3年の間にDTMとスパ24時間レースで培ってきた経験と成熟度を持ってアプローチしたいと思うが、その興奮が失われないことを願っている」


 ハイクラス・レーシングはWEC世界耐久選手権で2度目となるフルシーズンエントリーに先立ち、1回限りのイベントとしてデイトナに出場する。


 既報のように、フィヨルドバッハとアンデルセンは、元コルベットドライバーのヤン・マグヌッセンとともに全6戦で構成される2021年シーズンのWECを戦っていく予定だ。

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