アジア杯に挑む久保建英に独メディアが注目!「大本命の日本のキーマンになる」
2024年1月9日(火)15時0分 ココカラネクスト
アジア制覇を目指す日本において、久保は間違いなく鍵を握る存在だ(C)Getty Images
やはりこの男がカギを握るのだろうか。
今月12日に開幕となるアジアカップカタール大会で3大会ぶりの頂点を目指す日本代表において、久保建英の活躍に期待が寄せられている。ドイツサッカーメディア『90PLUS』が現地時間1月7日(日本時間8日)、「アジアカップで最もエキサイティングな才能の持ち主たち」と銘打った特集記事を配信。大会出場国の中で同メディアが注目する4名の若手選手を紹介している。
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その中で、一番最初に名前が挙げられているのが久保であり、9歳からバルセロナの下部組織でプレーしたことなどを記しながら「若くしてメガタレントとして目されていた」と評している。
また、プロキャリアについては、主にラ・リーガでの実績にフォーカス。「レアル・ソシエダの10年ぶりのCL出場に重要な役割を果たした」と振り返っており、さらに「活発なアウトサイドプレーヤーの今季も順調で、リーグ戦18試合で6得点3アシストを記録している」と今季のスタッツを称賛。
加えて同メディアは、久保のプレースタイルにも言及しており、「身長173センチの日本人の最大の強みはドリブルだ。重心が低いため、何度も相手を置き去りにし、深い守備ラインでも打ち破ることができる」と分析。その一方では、「パスに関しては間違った選択肢を選ぶことが多く、依然として弱点を抱えている」とも指摘している。
レアル・ソシエダでは今季、月間MVPに選出されるなどチームの躍進の原動力として高いパフォーマンスをみせてきており、激しいマークにも苦しみながらも成長を続ける久保。同メディアは、日の丸を背負い戦うアジアカップの舞台でも重要な存在だと見込んでいる。
「22歳の彼はすでに国際試合29試合に出場し3ゴールを記録している。間違いなく今大会の大本命である日本にとって、彼のスキルはアジアカップを通じてキープレーヤーとなる可能性がある」
トピックでは他に、韓国のイ・ガンイン、オーストラリアのパトリック・ヤズベク、ウズベキスタンのアブドゥコディル・クサノフが紹介されている。いずれも、久保と同世代の有望株であり、チームの勝敗を左右するプレーヤーであることは間違いない。
しかしその中でも、「日本の至宝」と呼ばれる久保への、世界中からの関心は高まる一方だ。そして、日本を5度目の大会制覇に導き、今大会の主役となることへの期待も膨らみ続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]