WRC:Mスポーツ・フォードが2019年カラーリング発表。レッドブル離脱でブルーカラー復活

2019年1月10日(木)23時16分 AUTOSPORT web

 2019年のWRC世界ラリー選手権に参戦するMスポーツ・フォード・ラリーチームは1月10日、2019年型フォード・フィエスタWRCのマシンカラーリングをお披露目した。


 2017〜18年の2年間、セバスチャン・オジエとともにWRCを戦い、2017年にはWタイトル、2018年にはドライバーズタイトルを獲得したMスポーツ。2019年は王者オジエが離脱するため、若手のエルフィン・エバンス、テーム・スニネンの2台体制でシリーズに挑む。


 オジエ在籍時は、彼のパーソナルスポンサーであるレッドブルのロゴをマシンに掲げてきたMスポーツだが、オジエがチームを離脱したため以前に使用していたブルーを基調とした“ナイトラス・ブルー”カラーリングが復活。


 フォードからの資金的・技術的サポートは継続されるため、ボンネットやサイドパネルにフォードのロゴがあしらわれているほか、『Powered by EcoBoost』の文言がテールゲート、リヤウイングに入れられる。


 そのほかボンネットにはMスポーツのレーシングマシンからインスピレーションを受けたロードゴーイングブランド『MS-RT』のブランドロゴが描かれるほか、チームを支援するカストロール、ミシュランのロゴもマシン各所にあしらわれた。


 チームのマネージングディレクターを務めるマルコム・ウィルソンは「2019年シーズンはMスポーツにとって重要な1年になる。その事実がカラーリングにも反映されている」と語っている。


「今年は新たな施設の立ち上げを含めて、数多くの新プロジェクトをスタートさせる予定だ。新たなカラーリングをまとったフォード・フィエスタWRCとテストトラックが一緒に写っている写真は、それを象徴するものでもある」


「同僚や友人が数多く存在するフォードやMS-RT、パートナーであるカストロール、ミシュランのロゴもしっかりと掲げられている。彼らの協力がなければWRCでの活動を続けることはできなかった。この場で改めて彼らのサポートに感謝を述べたい」


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