メジャー入りの藤浪晋太郎に米メディアが期待感!先発ローテ入りを予想「ゾクゾクするような可能性がある」

2023年1月13日(金)18時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 阪神からポスティングで米球界移籍を目指していた藤浪晋太郎と、メジャーリーグのアスレチックスが単年でメジャー契約することで合意した。

 2013年のドラフトで1位指名を受け、阪神に入団した藤浪は高卒ルーキーながら1年目に10勝を挙げ、さらに3年目まで2桁勝利をマーク。2017年にはワールドベースボールクラシックの日本代表にも選出されるなど、若くして球界を代表する存在にまで上り詰めた。

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 その後は制球難に苦しみ、一軍での登板の機会は激減、未勝利に終わるシーズンもあるなど不振が続いた。昨季は、後半戦から先発ローテの一角として安定感のあるピッチングが続くなど、復調の兆しをみせていた。

 28歳となった現在も、潜在能力のさらなる発揮が期待される藤浪のアスレチックス入りは、米国内でも大きく報じられている。野球サイト『MLB Trade Rumors』では藤浪のキャリアを振り返りながら、メジャーでの活躍への期待も示しているようだ。

 現地時間1月12日に配信された記事の中で「フジナミは2017年からタイガースの一軍とファームシステムの間で揺れ動くようになった。2021年にかけてのさらなる苦戦により、彼の株は大幅に下落した」と一昨年までの低迷時の状況を記しており、その上で「しかし、2022年のシーズンは、再生を果たした。タイガースのトップチームで10試合に先発、6試合にリリーフ登板し、66回2/3を投げて防御率3・38を記録した」と綴っている。

 さらに「また、四球率はキャリア最低の7・6%であった。これは彼のキャリア最高の数字であるだけでなく、2016年以来初めて四球率10%未満を記録したのである」として、制球難を克服しつつあることを分析。「フジナミはゾクゾクするような可能性がある」と活躍への見込みを述べている。

 また同メディアは、プロ入り以前からの評価も高かったとして「ショウヘイ・オオタニと同様、ドラフト時より才能が評価されていた」と指摘。他にも「学生の頃よりメジャー球団はフジナミをレーダーで捕らえていた」と早くから米球界関係者の注目を集めていたことも明かした。

 今後の起用法については「フジナミはアスレチックスで、コール・アーヴィンとポール・ブラックバーンの後ろに位置することになりそうである」として、先発陣の一角に組み込まれるという予想にも期待の高さが表れている。

 高い技術のみならず、苦難を乗り越えてきた強靭なメンタルも備え、新たなステージへと挑む藤浪。メジャーの強打者に対しても、持ち前の強気のピッチングで向かっていく姿がみられるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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