“快進撃”のレヴァークーゼン…FWシックが自信を語る「僕らは未だ無敗。タイトルも夢ではない」

2024年1月17日(水)23時20分 サッカーキング

シックが所属するレヴァークーゼンは未だ無敗を維持 [写真]=Getty Images

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 レヴァークーゼンに所属するチェコ代表FWパトリック・シックが、今シーズンの目標やシャビ・アロンソ監督への思いを語った。16日、ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。

 今シーズンのブンデスリーガで開幕から好調を維持しているレヴァークーゼン。最初の11試合を10勝1分で終え、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・シティ)が率いた2015−16シーズンのバイエルンと並ぶ第11節終了時点での歴代最高勝ち点「31」を獲得すると、その後も“無敗街道”を爆走。開幕から公式戦25試合無敗というドイツ史上初の記録を樹立し、最高の形で2023年を終えた。

 新年最初の試合となった現地時間12日のブンデスリーガ第17節では、後半アディショナルタイムの得点でアウクスブルクを撃破。リーグ戦での連勝を「3」に伸ばし、1試合消化の少ない2位バイエルンとの「4」ポイント差をキープした。

 ここまで公式戦10試合に出場し6ゴールをマークしているシックは、新年最初の試合での辛勝について「難しい試合だったが、我慢強く戦い、自分たちを信じ続け、チャンスを作った。非常に重要な『3』ポイントであり、大きな一歩だ」とコメント。その上でグループステージ全勝で決勝トーナメント進出を決めたヨーロッパリーグ(EL)も念頭に、タイトル獲得への思いを次のように語った。

「何かを達成したい場合、そしてタイトルを獲得したいと考える場合には、このような試合に勝利しなくてはならない。だからこそ、それを成し遂げたことが僕らにとって特に重要なんだ。僕らは未だに無敗だ。タイトルも夢ではない。僕たちはトロフィーを目指して戦っているが、現時点でどのトロフィーかを言うのは難しい。でも、僕らはすべての大会で良い位置につけている。僕らの自信は、どのチームにとっても大きな脅威になっていると思うよ」

 そんなレヴァークーゼンを率いているのが、就任2年目のシャビ・アロンソ監督。一昨年10月に就任すると、当時17位に低迷していたチームをあっという間に建て直し、今シーズンは魅力的な攻撃サッカーで勝ち星を積み重ねている。シックも「全員が指示と戦術に従っているし、彼のやっていることを信じているんだ。それが最も重要なことだよ」と指揮官への信頼を口にしている。

 “得点源”のナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスの負傷により、シーズン後半戦は出番の増加が予想されるシック。「準備はできている」と語った27歳は「次の4試合は今シーズンにおいて重要な意味を持つ。もし結果を残すことができれば、良い位置につけるだろう」と次戦以降への意気込みを口にした。

 シックが今シーズンの“キーポイント”として挙げた今後の4試合。レヴァークーゼンはライプツィヒ、ボルシアMG、ダルムシュタット、そしてバイエルンと対戦する。

サッカーキング

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