バルサ、夏にベルギー代表MFカラスコ獲得の可能性…優先獲得権を手にした模様

2023年1月20日(金)15時56分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードで活躍するカラスコ [写真]=Getty Images

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 バルセロナがアトレティコ・マドリード所属のベルギー代表MFヤニック・カラスコの優先獲得権を手にしたようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 オランダ代表FWメンフィス・デパイのアトレティコ・マドリード移籍が決定的となっているバルセロナ。同選手と引き換えに今冬の移籍市場にてカラスコをスカッドに加えることを検討していたものの、チームの弱体化を防ぎたいアトレティコ・マドリード側は今冬の放出に難色を示していた。結局、クラブ間での交渉はまとまらず、移籍は実現しない見込みだと伝えられていた。

 しかし、今回の報道によると、バルセロナは夏の移籍市場におけるカラスコの優先獲得権を手にした可能性が高いようだ。アトレティコ・マドリードとの現行契約を2024年夏まで残しているカラスコ。契約解除条項は6000万ユーロ(約84億円)程度に設定されているが、バルセロナが今年の夏に優先獲得権を行使する場合、2000万ユーロ(約28億円)程度での獲得が可能になるという。

 なお、アトレティコ・マドリード側はカラスコとその代理人に対し、今シーズン終了後のバルセロナ移籍を前向きに検討している旨をすでに伝達したようだ。しかしながら、優先獲得権とはあくまで優先的に選手を獲得できる権利であり、バルセロナにカラスコ買い取りの義務は発生しないという。カラスコの来シーズン以降の去就は、夏の移籍市場でのバルセロナの動きによって大きく左右されることとなりそうだ。

 現在29歳のカラスコはヘンク(ベルギー)やモナコの下部組織を経て、2012年にモナコのトップチームでプロデビューを果たした。同クラブで主力として活躍すると、2015年7月にアトレティコ・マドリードに加入。2018年2月に中国の大連人職業に移籍したものの2020年1月にレンタルでアトレティコ・マドリードに復帰し、同年9月に完全移籍に移行した。同クラブでここまで公式戦242試合に出場し41ゴール41アシストを記録している。

サッカーキング

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