【巨人】178発オドーアでもないとすれば… 巨人の「5番打者」候補とは

2024年1月27日(土)13時5分 ココカラネクスト

阿部監督が目指す打線の理想形に注目が高まっている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 まもなくキャンプインを迎える巨人で注目の存在となりそうなのは、新外国人選手のルーグネッド・オドーア(前パドレス・29)だ。メジャーでは主に二塁手として活躍、日本では外野手登録となる見込みで、守備面もいかにアジャストしていくかも含め、活躍が期待される。

【動画】右ストレートが相手選手に炸裂! オドーアの衝撃的な乱闘シーン

 メジャーでは通算178発、568打点をマーク。左の強打者として3番・坂本勇人、4番・岡本和真に続く、ポイントゲッターとして活躍が期待される中、阿部慎之助監督は、あえてクリーンアップではなく、6、7番などを任せる意向を示している。

 チームでは勝負強い中田翔も移籍となったことで不在となる「5番打者」を任せるかとも見られていたが、あえて外したことで5番打者候補は誰となるのか。かねてから阿部監督は求める5番打者像について、バントや右打ちなどの進塁打含め何でもできる万能型の選手を理想に挙げていた。

 注目を集めている内の一人はドラフト3位入団、即戦力の呼び声も高い佐々木俊輔(日立製作所・24)だ。走攻守3拍子そろい、パンチ力ある打撃も持ち味の外野手とあって、キャンプ、オープン戦と順調にアピールを続ければ、「開幕5番・中堅」も見えてくるかもしれない。2年連続リーグ4位と低迷するチームでは何より新風を求めているとあって、勢いのあるパフォーマンスを見せられるか。

 また若手に期待という意味ではプロ4年目となる秋広優人も注目の存在だ。プロ3年目となった昨季は121試合に出場し、打率・273、10本塁打、41打点とブレイク。一時は3番も任せられるなど、大きく飛躍を果たした。ただ指揮官が求める万能型の選手としては、昨季も度重なるバント失敗もあったことで、バント成功率も高めることが求められそうだ。

 ほかにもキャリアを重ね、復活を目指す丸佳浩、昨年ルーキーイヤーで豪快な本塁打を放った浅野翔吾なども注目の存在となる。

 昨年は1点差で敗れるゲームも多く、いかに勝負どころで点を奪えるかはチーム課題でもある。チームを勢いづける、強力な5番打者は現れるか。

 まもなく始まるキャンプからサバイバル戦がスタートする。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ