B1リーグ・シーホース三河、敵地で群馬と白熱の戦い、1勝1敗の痛み分けに終わる

2024年1月29日(月)11時53分 ココカラネクスト

 シーホース三河は1月27日(土)、28日(日)、敵地のオープンハウスアリーナ太田で群馬クレインサンダーズと2連戦を行った。

迎えたGame1。昨季勝ち星がなかった群馬とのリベンジマッチは、序盤からアウトサイドシュートの確率が上がらず、群馬のファストブレイクに苦しむ展開に。ゲーム終盤には怒涛の3Pシュートで追い上げるもあと一歩届かず、4点差で敗戦した。

連敗を止めたい群馬とのGame2は、3Qでディフェンスの強度をあげファストブレイクを展開して逆転に成功。終盤まで熾烈な点の取り合いが続くも、エース・西田がオフェンスを牽引してリードを守り切った。

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—試合結果—
2024年1月27日(土)
群馬 〇 97 – 93 ● 三河
(三河通算成績 21勝11敗)

1Q 群馬 24–15 三河

群馬にファストブレイクを許し、9点ビハインドを背負う

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

ス群馬#9辻の3Pシュートで先制を許すも、#43イのジャンプシュート、#27石井のカットインで3-4と逆転する。しかしその後は群馬に連続ファストブレイクから5-0のランを許す。

タイムアウトで悪い流れを切り、#0オーガストのゴール下で反撃するが、シュートタッチに苦しんで得点が続かず、残り3分に群馬#4ジョーンズの3Pシュートで16-6と点差を二桁に広げられる。

#10レイマンが3Pシュート、ジャンプシュートの連続得点で盛り返すが、群馬#50ベンティル、#3パーカーに得点されて点差を詰められない。終盤には#19西田がゴール下で連続得点するも、残り15秒に群馬#25ターズースキーにダンクを許し、24-15と9点ビハインドを背負う。

2Q 群馬 49–39 三河 (群馬 25–24 三河)

要所で群馬に得点を許し、リードを広げられる展開に

スタートは、#10レイマン、#18角野、#19西田、#43イ、#54ガードナー。

#54ガードナーがゴール下で奮闘して先制点をもぎ取るが、群馬に連続得点を与えてしまい、28-17とリードを広げられる。

二桁点差を追う我慢の時間が続く中、#54ガードナーが個人技で打開。ディフェンスでも#27石井がオフェンスファウルをもらい、徐々にペースを掴みはじめる。

開始4分半、#11久保田の鋭いパスが#0オーガストに通りさらに点差を詰める。オフィシャルタイムアウト明けには#0オーガストのダンクが炸裂。#11久保田もジャンプシュートを沈め、35-29と6点差まで追い上げる

以降は一進一退の展開に。群馬は#9辻の3Pシュートで突き放すが、すかさず#1中村が3Pシュートを返上。#54ガードナー、#0オーガストがフリースローで得点を重ねて一桁点差で持ち堪えるも、群馬#12木村にブザービーターの3Pシュートを決められ、10点ビハインドで後半を迎える。

3Q 群馬 75–57 三河 (群馬 26–18 三河)

ゴール下で得点を重ねるも、アウトサイドシュートの確率が上がらず18点のビハインド

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

群馬#4ジョーンズのフリースローで先制点を許すも、#0オーガストがゴール下で連続得点。さらに#54ガードナーがパワーアタックからバスケットカウントをもぎ取る。

開始3分には、#54ガードナーからアシストを受けた#0オーガストがダンクでフィニッシュし、53-48と5点差に詰め寄るが、その後は群馬に連続得点を許してしまい、62-49と点差を広げられる。

三河のタイムアウト明け、#10レイマンがダンク、ファストブレイクで点差を詰めるも、トランジションから群馬#8八村にダンクを許してしまう。残り30秒に#18角野がジャンプシュートで反撃するも、群馬#9辻に3Pシュートを射抜かれ、点差を18点に広げられて3Qを終える。

4Q 群馬 97–93 三河 (群馬 22–36 三河)

3Pシュートで怒涛の追い上げを見せるも、あと一歩及ばず

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#19西田、#54ガードナー。

序盤から#10レイマンがドライブ、ゴール下でのバスケットカウントで得点を重ね、75-62と点差を詰める。開始2分には#19西田のブロックショットが炸裂し、群馬の得点を許さない。

その後は両者得点できない時間が続くが、#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて均衡を破る。#19西田も3Pシュートを沈め、77-68と一桁差まで詰め寄る。

群馬#9辻にタフショットを決められるも、再び#19西田が3Pシュートを射抜く。一気に追い上げたいところだったが、群馬#4ジョーンズ、#50ベンティルの3Pシュートで突き放され、12点差でオフィシャルタイムアウトを迎える。

残り3分半、群馬#50ベンティルの3Pシュートで15点のビハインドを背負うが、最後まで果敢に攻め続け、#54ガードナー、#10 レイマン、#54ガードナーと3本連続で3Pシュートを突き刺し、残り12秒に4点差まで迫る。しかし猛追及ばず、97–93で悔しい敗戦となった。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

立ち上がり、自分たちの本来のディフェンスを出せなかったところから群馬さんにイージーな得点を与えてしまって、気持ちよく自信を持って40分間プレーをさせてしまったことが敗因だと思います。

今までの勝敗ではなく、一人一人を見たときにどれほどタレントの揃っている選手たちなのか、そしてどれほど経験豊富なコーチ陣なのかと考えれば、それだけのプレーができるチームであることを改めて実感させてもらいました。

ただ、しっかりと試合を見直して自分たちらしさを取り戻して、明日この場所に戻ってこなければならないと思っています。

—試合結果—
2024年1月28日(日)
群馬 ● 81 – 87 〇 三河
(三河通算成績 22勝11敗)

1Q 群馬 24–20 三河

群馬のファストブレイク、3Pシュートに苦しみ追いかける展開に

スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

スムーズなボールムーブから#10レイマンが3Pシュートで仕留めて先制。#43イと#10レイマンの2メンゲームで0-5とリードを奪う。#0オーガストのブロックショットが炸裂し、さらに#11久保田が3Pシュートを射抜いてリードを広げる。

しかしその後は約3分間得点できず、群馬#4ジョーンズに連続得点を許して12-8とリードを奪われる。#19西田のドライブに#0オーガストが合わせて得点するも、群馬#9 辻、#3パーカーの得点でリードを広げられ、三河がタイムアウトを要求。

残り2分半、#54ガードナーがバックコートからドリブルで突破してバスケットカウントを獲得するも、群馬にファストブレイクや3Pシュートで7-0のランを許して11点のリードを作られる。

#54ガードナーのドライブ、#10レイマンのフリースローなどで点差を縮め、終了間際に#54ガードナーが3Pシュートを沈めて4点差に追い上げる。

2Q 群馬 43–38 三河 (群馬 19–18 三河)

要所で群馬に3Pシュートを決められ、5点ビハインドを背負う

スタートは、#1中村、#10レイマン、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

立ち上がりに#27石井のブロックショットで群馬に得点を与えず、トランジションから#27石井が3Pシュートを射抜き、24-23と1点差まで詰め寄る。

群馬#25ターズースキーに得点を許すも、開始2分、#43イが3Pシュートを決めて26-26と同点に追いつく。しかしその後は得点できない時間が続き、群馬に3連続で得点を許す。

#54ガードナーが3Pシュートを沈め、32-29とワンポゼッション差に戻す。開始5分には#0オーガストの強烈なダンクが炸裂するが、群馬#1フリッピンに3Pシュートを決められ、37-31とリードを広げられる。

オフィシャルタイムアウト明け、#54ガードナーの3Pシュート、#19西田のドライブで37-36と1点差まで詰め寄るも、群馬#4ジョーンズにバスケットカウントを与えてしまう。残り4秒、スローインからのデザインプレーで#19 西田が得点し、43-38と5点ビハインドでハーフタイムに突入する。

3Q 群馬 59–63 三河 (群馬 16–25 三河)

強固なディフェンスからファストブレイクを展開し、逆転に成功

スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。

#0オーガストのナイスパスが通り#43イが先制点を獲得。さらにディフェンスから群馬のミスを誘発、ファストブレイクで#11久保田から#0オーガストへのアリウープが成功し、序盤から主導権を握る。

群馬も#3パーカーのゴール下で得点するも、#10レイマンのバスケットカウント、#19西田のドライブで同点に追いつき、開始4分に#10レイマンの3Pシュートで47-50と逆転に成功する。

その直後にもファストブレイクから#10レイマンのダンクが炸裂し、群馬がたまらずタイムアウトを要求。群馬#50ベンティルの得点を許すも、すかさず#19西田がドライブからバスケットカウントを獲得し、49-55とさらに点差を広げる。

残り2分半には、#27石井が3Pシュートを射抜く。群馬も3Pシュートで対抗するが、#27石井の3Pシュートのリバウンドをレイマンが押し込み、4点リードで最終Qを迎える。

4Q 群馬 81–87 三河 (群馬 22–24 三河)

勝負どころで、エース・西田が連続得点。群馬に逆転を許さず、6点差で勝利

スタートは、#1中村、#10レイマン、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

群馬#50ベンティルの3Pシュートで1点差まで詰められるが、すかさず#54ガードナーがフェイダウェイを沈める。群馬#4ジョーンズの得点で再び1点差に詰められるも、#27石井がジャンプシュートを決めてリードを渡さない。

開始2分半には#43イからのアシストを受けた#1中村が冷静に3Pシュートを射抜き、64-70とリードを広げる。群馬は#50ベンティルの3Pシュートなどで食らいつくが、#19西田が強気のアタックからのバスケットカウント、カットイン、技ありドライブと得点を重ねて逆転を許さない。

残り2分半には#11久保田のキックアウトから#43イが3Pシュートを射抜いて69-80とリードは二桁差に。その後は群馬に4連続3Pシュートで猛追されるが、#10レイマンがリバウンドからバスケットカウントで加点。さらに守備でもブロックショットで群馬#3パーカーの得点を阻止するなど泥臭くリードを守る。ファウルゲームを仕掛けられるも、#11久保田がフリースローをきっちりと決め切って、6点差で逃げ切った。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

魂で戦ってくれる姿勢を選手たちが出してくれたことが結果につながったと思っています。

群馬さんは怪我人で選手が揃わないなど苦しんでいたと思いますが、ファストブレイクが非常に素晴らしく、タレントが揃っている。素晴らしいコーチが作り上げたチームに対して、自分たちがやるべきことをやり最終的に勝ちを掴み取ることができました。

昨日の敗戦から学んだ成長をコートで表現してくれた選手たちを誇りに思います。

ココカラネクスト

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