“冨安健洋依存”が物語る…槙野智章の指摘が闘莉王の森保監督批判に酷似のワケ

2024年1月29日(月)6時44分 FOOTBALL TRIBE

冨安健洋 写真:Getty Images

 浦和レッズ、日本代表OBの槙野智章氏が、31日に行われるAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦のスタメンを予想。DF冨安健洋(アーセナル)のフル出場が可能との見方を示すとともに、守備陣の問題点に言及している。


 冨安はベトナム戦、イラク戦と2試合つづけてベンチ外だったが、インドネシア戦ではDF町田浩樹(ユニオンSG)とともにスタメン出場。攻撃から守備への切り替えの速さ、高い位置でのボール奪取で存在感を発揮した。


 ただ一方で、冨安が82分にDF渡辺剛(ヘント)との途中交代によりベンチへ下がると、日本代表は再三にわたりピンチを招き、後半アディショナルタイムに失点。試合後にX(旧ツイッター)で「冨安のワンマンチームになった」「冨安がいない時が不安」といった声が挙がったほか、DAZN中継で解説を担当の槙野氏も「冨安がいなくなった時、特に後半の締め方。町田と渡辺の時には、ラインの設定や役割にちょっとバタつきがあった。誰が出ても同じようにディフェンスラインのタスクを全うすることが大事」と指摘していた。


 その槙野氏は、28日夜放送の『ABEMAスポーツタイム』に出演。バーレーン戦の予想スタメンを披露するとともに、「冨安が(インドネシア戦でスタメンに)戻ってきたことによって、ディフェンスラインが安定していた。彼がいることによって、ラインをコンパクトに押し上げられる」とアーセナル所属センターバックの存在感に言及。


 その上で「冨安がいる時といない時での失点数が明らかに違う。冨安が出ている時は失点していない。(冨安が)交代した後や不在の時は、ちょっとガタガタしている、不安定な部分がある」と、改めてディフェンスラインにおける“冨安依存”の問題を指摘。「コンディション面で多少なりとも不安はあるが、今の冨安ならばフル出場しても大丈夫」と期待を寄せている。


 なお冨安のコンディションを巡っては、日本代表OBの田中マルクス闘莉王氏が森保一監督の起用法を批判。インドネシア戦後に「ディフェンダーは使われて良くなる。ローテーションなんていらない。怪我無ければ使え!じゃなければ、みんなのコンディション悪くする。森保監督は間違っている」と語るなど、指揮官に厳しい視線を送っている。


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槙野氏のバーレーン戦スタメン予想


GK


鈴木彩艶


DF


毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太


MF


遠藤航、守田英正


伊東純也、久保建英、中村敬斗


FW


上田綺世


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