無失点快勝も権田修一が漏らした不満…「僕以外の選手はパーフェクト」

2019年1月29日(火)4時14分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 28日、AFCアジアカップUAE2019 準決勝が行われ、日本代表とイラン代表が対戦した。試合はスコアレスで折り返すと56分、南野拓実のクロスに大迫勇也がヘディングで合わせて日本が先制。さらに、日本は67分にPKを獲得すると大迫が冷静に決めて追加点を奪う。後半アディショナルタイムには原口元気がダメ押しとなる3点目を決めると、イランの攻撃陣を完封し3−0で勝利を収めた。

「いやもう…何でこんなスッキリいかないんですかね、という気分です(笑)」

“アジア最強”と謳われた難敵を相手に快勝を収めた。しかし、権田修一は自身のプレーに不満を漏らした。

「勝てたのは良かったですけど……というところですね。僕自身はやっぱりパーフェクトな試合をしたいし、チーム、僕以外の選手はパーフェクトな試合だと今日は言えると思う。本当に今日はすごかったし、ただ僕自身はすっきり『良かったです』とは言えない状況ですよね。いつか失点につながってしまうので、今日は自分が防ぐことができましたけど、ただそれが防げない、失点してしまうということでチームで迷惑をかける可能性もあるので。そこはちょっと…まあスッキリはしないですよね」と、快勝にもモヤモヤ感は拭い切れないという。

 前半、相手のエースFWサルダル・アズムンに訪れた決定機。誰もが失点を覚悟したが、持ち前のビッグセーブで権田が阻止した。しかし、ビルドアップする際にパスミスからピンチを招いたことが心の奥底に引っかかっている。

「あそこまでは本当に流れも良かったし、チームとして良かったですけど、あそこでスタジアム全体が少し沸いて、コーナーキックになって、ロングスローになって…とピンチが続く展開になってしまった。そういうのは僕自身も1個のプレーで流れが変わるというのは分かっていますけど、ミスをしているという結果があるので。そこは悔しさというか…何て言うんですかね、スッキリしないです」

 本人は反省ばかりを口にするが、「決勝進出」を果たしたことも事実。ミスを修正して、あと1勝をつかみ取れば、悲願のアジア王者となる。日本代表は2月1日、決勝戦でカタールかUAEと対戦する。

サッカーキング

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