新十両の若ノ勝「湊川親方が引退されて、自分が早く関取に上がるしかないと思った」付け人を務めた元貴景勝に感謝

2025年1月29日(水)20時24分 スポーツ報知

常盤山親方(右)とポーズする若ノ勝(カメラ・岡野 将大)

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、十両昇進力士を決めた。新十両が決まった若ノ勝(常盤山)は、国技館内で師匠・常盤山親方(元小結・隆三杉)と記者会見に臨んだ。

 昇進の一報を今朝、師匠から受けたといい「本当に決まったんだなと思って、うれしくなった」と安どの表情を浮かべた。

 入門から3年、同学年の幕内・伯桜鵬(伊勢ケ浜)や十両・琴栄峰(佐渡ケ嶽)が先に関取に上がる姿を見てきた。「同級生や同期が先に上がっていっていたので、早く追いつきたいという気持ちだった。早く追いつき追い越さないといけないなと思って、いつも見ていた」と、これまで胸の内を明かした。

 入門以来、元貴景勝の湊川親方の付け人を務め、その姿を間近で見てきた。「本当いろいろなことを付け人についている時に教えていただいて、自分のためになることばかりだった。湊川親方が引退されて、自分が早く関取に上がるしかないと思っていた。稽古ではいつも『突っ張ったら強い』と言われてきて、本当にそれを信じてやってきて良かった」と感謝した。

 新十両場所に向けては「まず15日間、しっかり戦える体をつくって、いい成績を残したい。まずは勝ち越しを目指して、そこからどんどん星を伸ばしていけたら」と意気込んだ。(大西 健太)

スポーツ報知

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