いよいよキャンプイン!阿部巨人 し烈な外野手争いの行方 残る椅子は実質1つ? 「勝負を賭ける男たち」

2025年1月30日(木)12時38分 ココカラネクスト

高卒5年目シーズンとなる秋広にとっても勝負を賭ける年となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 いよいよ2月1日のキャンプインを迎える。各チーム、目指す開幕に向けどのようにチームを戦う集団に整えていくかが注目となる。

 そんな中、昨年4季ぶりのリーグ制覇を果たしながら、目指す日本一には手が届かなかった巨人。

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 オフにはソフトバンクからFAとなった甲斐拓也、中日からライデル・マルティネス、新助っ人として23年シーズンに3Aでトリプルスリーも達成した過去を持つ左の強打者候補、トレイ・キャベッジも獲得と投打に上積みを増した。

 改めて悲願の日本一奪回に臨む中で、注目となるのはし烈な外野手争いにもありそうだ。

 昨年交流戦からブレイクを果たしたエリエ・ヘルナンデスが中堅、また今年は外野挑戦も予定されている主砲の岡本和真が左翼となれば、実質的に外野ポジションで残る椅子はわずか「1」となり、し烈な争いが予想される。

 定位置争いに臨むのは、昨年、リードオフマンとして存在感を示したベテラン、丸佳浩もいる。2024シーズンは138試合に出場、打率.278、14本塁打、45打点をマークし、チームをけん引。打撃面でもチームに大きく貢献を果たした。

 一方で阿部監督は丸に関してもレギュラーは明言せず、若手に交じって定位置奪取に臨むことを期待している。36歳シーズンを迎えるエイトマンが衰えない力を示せば、若手にも大きな刺激となる。

 また高卒5年目シーズンを迎える秋広優人も注目となる。昨年は26試合で0本塁打、1軍と2軍を行き来するなど、期待された結果を残せなかった。23年には打率.273、10本塁打、41打点とブレイクした55番も今季は勝負を賭ける年となる。し烈な外野手争いで存在感を示せるか。

 ほかにもチームにはプロ3年目シーズン、昨年満塁弾を放った浅野翔吾、飛躍が期待される萩尾匡也、攻撃的な走塁も光るオコエ瑠偉、佐々木俊輔、昨年トレードで西武から加入した若林楽人なども虎視眈々と定位置確保を狙う。

 昨年リーグ制覇を果たしたチームも課題は打線強化とあって、各選手がアピールするほどチーム力の底上げにもつながる。

 果たして目指す開幕1軍、開幕オーダーに名を連ねるのはどの選手となるか。し烈な外野手争いの行方もキャンプの見どころの一つとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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