佐々木朗希に「11」譲ったロハス、返礼は「何も求めてない」 リーダーとして「見られるだけでハッピー」

2025年2月2日(日)7時35分 スポーツ報知

ファン感謝イベントに参加したM・ロハス(カメラ・村山みち通信員)

 ドジャースのファン感謝イベント「ドジャーフェスト2025」が1日(日本時間2日)、本拠地で行われ、大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)らが参加した。今回はドジャースタジアム内が改修工事中のため、同敷地内の駐車場で開催された。

 ロッテからポスティングシステムを利用し、20球団以上が参戦した佐々木朗希投手(23)の大争奪戦を制したド軍。チームリーダーで2023年から背番号「11」を着用していたM・ロハス内野手(35)は朗希に「11」を譲り、メジャーデビュー時の「72」に変更した。左腕に「11」とタトゥーを彫るほど愛着を持っていたが、令和の怪物に最大限の敬意を示した。佐々木にとっても背番号「11」は高校日本代表だった19年9月のU18ワールドカップで着用。23年WBCの前年11月の強化試合でも「11」だった。尊敬するダルビッシュ(パドレス)が長年背負い、大谷の日本ハム時代の番号でもある特別な番号だ。

 この日、日米メディアの取材に応じたロハスは「大勢の人からこのことについて聞かれたが、俺は(お返しは)何も求めていない。背番号が変わることなんてよくあることだ。試合をたくさんやってきたベテラン選手は、若い選手にあげるべき。正直、何も欲しくない。それより、俺は勝ちたいし、佐々木朗希をうちのチームに欲しかった。彼を見られるだけでハッピー」と話し、「もし朗希が何か俺にくれるなら何だって受け取るよ。ノーとは言わない。でも何かをねだることはない。いい関係を構築できて、彼がクラブハウスやフィールド外で気分がよくいられるように助けることができたらいいと思っている。バスや飛行機での移動も多いし、助けてあげるつもりだが、それだけではなく、それを楽しめるように助けたい。ロスを楽しんでほしいし、背番号で彼の気分がよくなってほしい」と語った。

 ド軍では昨オフ、大谷がJ・ケリー投手(36)から背番号「17」を譲り受けた際に高級車・ポルシェを贈呈したことが話題に。今回も注目が集まるが、1月22日(同23日)の入団会見で朗希は「本当に感謝してます。何をあげるかは決め切れていない。相談して決めたい」と話していた。

スポーツ報知

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