ボッタス、未勝利シーズンからの雪辱を誓う。「自分を後押ししてくれるポジティブなもの見つかった」

2019年2月4日(月)18時2分 AUTOSPORT web

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、2018年シーズンは自分の望むようにことが進まず、その結果精彩を欠いたパフォーマンスについて批判を受けたと認めた。


 2018年はメルセデスで2年目のシーズンを迎えたボッタス。しかしアゼルバイジャンGPで不運にも優勝をチャンスを逃すと、その後もチームメイトであるルイス・ハミルトンの後塵を拝し、シーズン終盤のロシアGPではチームオーダーにより彼は再び優勝のチャンスを失った。結局この年、ボッタスは一度も優勝を記録することなくシーズンを終えた。


 しかし彼は、がっかりな結果に終わったシーズンを経て強くなり、2019年シーズンに良い結果を残すためにも、この経験は自分を後押ししてくれるものになるという。


 チームの公式サイトに掲載されたインタビューのなかで、ボッタスは「2018年は思っていたようなシーズンにならなかった。新しいシーズンをスタートできて嬉しい」と話した。


「(2018年シーズンは)かなりの批判を受けたこともあった」


「だけど、それは僕にとってポジティブなものだった。というのも、そのおかげで自分を後押ししてくれるものを得られたからだ」


「もっと強くなって戻って来るために、昨年の経験から学んで、あらゆることを話し合った」


「(話し合いのなかで)ポジティブなことがたくさん見つかった。これは、2018年シーズンが終わる頃にはわからなかったことだ。今はそれを深く掘り下げて見ている」


 またボッタスは、白紙の状態で新しいシーズンを迎えることができてよかったと考えている。


「全員が0ポイントの状態でスタートするから、ワクワクしている」


「皆が同じラインの上に立っている。2019年のマシンはあらゆるものをもたらしてくれるだろう」


「もうすぐ新しいシーズンが始まる。僕は持っているものを全て発揮したい。(2019年は)興味深いシーズンになると思う」


 ボッタスはハミルトンと争うだけでなく、チームのリザーブ&サードドライバーを務めるエステバン・オコンともシートを賭けて争うことになりそうだ。そしてチームは、フェラーリとレッドブルという手強いライバル勢からの挑戦を受けることになる。


 2019年シーズンを前に、チーム内の雰囲気はどうかと尋ねられたボッタスは、「全員がこれまでと同じように懸命に仕事している」と語った。


「皆が新しいシーズンを楽しみにしている」


「いくつかレギュレーションが変わったので、常に疑問はある。だけど彼らが懸命に仕事をしてきたこと、そしてこれからも新しいマシンを作るためにできる限りあらゆることをしてくれるだろうというのは確かだ」


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