HELM MOTORSPORTS、2025年は兄弟コンビで勝利を目指す。GT史上初、女性エンジニアがチーフ就任
2025年2月4日(火)17時30分 AUTOSPORT web
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0204/8891973132/ats_8891973132_1_thum800.jpg)
2月4日に、ニッサン/NMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)から発表があったとおり、HELM MOTORSPORTSは今季2025年も引き続きスーパーGT・GT300クラスに参戦する。
昨年初めて、国内最高峰シリーズのひとつであるスーパーGTにエントリーしたHELM MOTORSPORTS。参戦2年目となる今年は、チーム代表とドライバーを兼務する平木湧也の下、福山英朗監督、ニッサンGT-RニスモGT3、ヨコハマタイヤというパッケージは不変ながらドライバーラインアップには変化があった。
これは、平木湧也と弟の玲次とともに昨年62号車HELM MOTORSPORTS GT-Rをドライブした平手晃平が、HELMと同じくニッサン/NMCのオフィシャルパートナーチームであるKONDO RACINGに移籍したことによるもの。これにともない昨季は第3ドライバーを務めていた平木玲次がセカンドドライバーに。つまり兄弟コンビでの参戦が実現することとなった。
また、チーム体制面ではチーフエンジニアに浦野夢希エンジニアが就任。スーパーGTにおいて同職を女性エンジニアが務めるのは史上初となる。
「2025年シーズンもHELM MOTORSPORTSは新たな挑戦を迎えます」と語るのは、チーム代表の平木湧也だ。
「昨シーズンは初のスーパーGT参戦となりましたが、シーズンを通して非常に苦戦を強いられました。しかしチームとして沢山の経験と収穫を得ることができました」
「今シーズンは体制面もさらに強化すべく、オフシーズンは準備を重ねてまいりました。一戦一戦全力で戦い、ファンの皆さまに感動を届けられるよう、チーム一丸となって頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」
平木のコメントにもあるように入賞わずか1回という苦しい1年目を送ったHELM MOTORSPORTだが、そのなかで得られた多くの学びを飛躍するちからに変えていく。
■HELM MOTORSPORTS 2025年スーパーGT GT300クラス参戦体制
エントラント名:HELM MOTORSPORTS
ゼッケン:62
マシン:NISSAN GT-R NISMO GT3
車両名:HELM MOTORSPORTS GT-R
タイヤ:ヨコハマタイヤ
チーム監督:福山英朗
チーム代表:平木湧也
ドライバー:平木湧也、平木玲次
チーフエンジニア:浦野夢希
投稿 HELM MOTORSPORTS、2025年は兄弟コンビで勝利を目指す。GT史上初、女性エンジニアがチーフ就任は autosport webに最初に表示されました。