【巨人】世代交代は進むのか 山口オーナーが視察で熱視線を向けた「選手の名前」

2023年2月6日(月)11時30分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 巨人のドラフト4位ルーキー・門脇誠内野手(22)の評価が上々だ。

 連日のアーリーワークでは1300スイングを振り込むなど、元気な姿をアピールしている。原辰徳監督(64)も「肩の強さは群を抜いてます」と評価、早くも「ストロング門脇」と命名するなど、目をかけている。

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 門脇にかけられる期待の高さは4日に山口寿一オーナー(65)が宮崎キャンプを視察した際にも浮き彫りになった。山口オーナーは早朝のアーリーワーク時から門脇に熱視線を向けた。原監督の説明を受けながら、熱心に練習を見守ったのだ。

 その後、選手の前で訓示を行った同オーナーは「今年はペナント奪回、日本一奪回に向けて、いい流れを作ってくれているんだと感じています」と語りかけた。1月に行われたスタッフミーティングでは「必達」という表現を用いて、V奪回を厳命。常勝軍団においては3年連続のV逸は許されないとあって、各選手により一層の自覚を促した。

 チーム再生の鍵を握るポイントには「世代交代」もあげられる。チームの主力が30代半ばを迎えたことで早期の転換が求められている。中でも昨季はたびたびのコンディション不良が目立った坂本勇人内野手(34)が今季も同様なことがあれば、チームは「機能不全」に陥る。そのためにも「ポスト坂本」育成により力が入る年となりそうだ。

 門脇もその有力候補の一人。ほかにも「ポスト坂本」には昨年坂本が離脱時に最も多く遊撃ポジションを守った中山礼都(20)を筆頭に、湯浅大(23)、広岡大志(25)、北村拓巳(27)などの名前もあがる。ただいずれも打撃が課題とされ、大久保打撃チーフコーチが「シーズンで10本打てる」という門脇が今後のキャンプ、オープン戦でアピールし続ければ、開幕一軍ベンチもありうる。

 入団前から走攻守そろった選手として注目を集めていた大物ルーキーの飛躍をG党も心待ちにしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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