「日本は寂しく荷物をまとめた」韓国メディアが指摘した森保ジャパンの「根本的な問題」 若きGKと采配に厳しい評価

2024年2月7日(水)7時16分 ココカラネクスト

守備を立て直せなかった森保監督の采配には疑問符がついた(C)Getty Images

 現地時間2月3日、カタール・アジアカップの準々決勝が行われ、日本代表はFIFAランキング21位のイラン代表と対戦し、1-2で敗戦。3大会ぶりのアジア制覇を目指していたが、ベスト8で敗退した。

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 今大会で日本は優勝筆頭候補と見られていた。しかし、アジアの強豪同士の戦いに敗れ、ベスト8で姿を消すこととなった日本に海外メディアは驚きを隠せない様子だ。韓国メディア『OhmyNews』は「歴代最強と言われた日本サッカーはなぜこうなったのか?」と題して記事を配信。この試合を振り返り、日本の敗因を分析している。

 同メディアは「今大会のアジアカップに“日韓戦”はない。史上最強とまで言われた日本サッカー代表チーム、森保ジャパンが準々決勝敗退という衝撃的な結果を迎え、寂しく荷物をまとめた」と落胆した様子を示し、「日本の敗退は今大会最大の異変と言える。2011年大会以来の頂点奪還を狙っていた日本は、アジアカップ歴代最多優勝国(4回)であり、FIFAランキングもアジア最高の17位で、今大会参加国の中で最も高い」と日本の敗退に驚いた様子だった。

 今大会の日本代表については「最も根本的な問題は、日本がイラン戦だけでなく、大会を通して優勝候補の名にふさわしいプレーをなかなか見せられなかったことだ」と指摘。いくつかの敗因を挙げた。

 敗因の1つ目に「日本の最大の弱点は守備だった」と守備面の不安を挙げた。日本は今大会の全5試合で計8失点を喫し、無失点で守り切った試合がなかった。同メディアはGK鈴木彩艶の名前を挙げ、「21歳の鈴木に代表チームの主力ゴールキーパーとしての責任は重すぎた。毎試合不安定なボール処理とミスを連発していた」と厳しい評価を綴っていた。

 また、同メディアは2つ目の敗因に森保一監督の采配面を挙げた。「鈴木が不安定な姿を見せ続けても、彼を代えることはなかった。(日本のゴールキーパーの)急激な世代交代を理由に大きな大会で検証されていない実験的な起用を強行した森保監督の賭けは、大会を通してチームの足かせとなってしまった」と指摘した。

 今大会で日本は守備面での大きな課題を残したようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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