60年ぶりの乱打戦の末に敗戦…モウリーニョ監督「ネズミとネコのようだった」

2021年2月11日(木)10時57分 サッカーキング

トッテナムを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

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 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、乱打戦となったエヴァートン戦を振り返った。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 FAカップ5回戦が10日に行われ、トッテナムはエヴァートンと対戦。開始早々4分にCKからダビンソン・サンチェスのヘディング弾で先制したものの、36分に同点とされると、38分と43分にも追加点を奪われ、1−3に。前半終了間際にエリク・ラメラが1点を返すと、57分に再びD・サンチェスがこぼれ球を押し込み試合を振り出しに戻す。68分に勝ち越し点を奪われたが、83分にハリー・ケインが同点ゴールを挙げ、4−4で延長戦に突入。しかし、97分に決勝点を許し、4−5で敗れた。

 データサイト『OPTA』によると、FAカップの1部同士の対戦において、両チーム合わせて9ゴールが生まれたのは、1961年2月にシェフィールド・Wがマンチェスター・Uに7−2で勝利した以来の乱打戦になったという。

 試合後、同メディア『BT Sport』のインタビューに応じたモウリーニョ監督は、「私はこの試合を楽しめたし、楽しむことができなかった」と乱打戦となった試合を振り返った。

「最初の1分からすぐにボールを持っているときのプレーについては楽しむことができた。我々は4ゴールを挙げたが、4ゴールでは足りなかった。それ(守備の欠如)が私に痛手となったのなら、チーム全員の痛手となった。なぜなら、ボールを持っているときは勇敢だったし、作り出すこともできて、本当にいいプレーをしていたからだ。我々は1−0で勝っている最高のチームだったが、確か5分ほどで、ブームブームブーム、ミスミスミス、ゴールゴールゴールとなってしまった」

「我々は立ち直り、反撃し続けたが、反撃するのと同じように多くのミスがあった。まるで、ネズミとネコのようだった。ネズミは我々の守備的なミス、そしてネコはそれをうまく補おうとする多くの努力だった」

 また、その後の記者会見でモウリーニョ監督は「我々の守備のミスについてはお願いだからあまり話させないでくれ。なぜなら、それは明らかであり、それについて話すことは快適ではないからだ。ボールを持っているときは信じられないほどいいプレーをしたが、ミスをした結果がこうなったんだ」と守備時のミスが勝敗を分けたと語った。

サッカーキング

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