【楽天】プロ初戦で躍動 ドラ1ルーキーが2安打1四球と全打席出塁「緊張感はあった」
2025年2月11日(火)20時7分 スポーツ報知
1回無死、中前安打を放つ宗山塁(右は塩川達也内野守備走塁コーチ)(カメラ・池内 雅彦)
◆練習試合 日本ハム6—4楽天(11日、金武)
「1番・遊撃」でスタメン出場した楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=が、2打数2安打1四球と全打席で出塁。積極性を胸に躍動した。第1打席は1ストライクから根本悠楓投手(21)の真ん中高め直球をたたき、二遊間を破る中前打。プロ初打席初安打をマークすると、第2打席は低めの変化球を見極めて四球。第3打席はアニュラス・ザバラ投手(28)の150キロ直球をはじき返し、中前打とした。守備でも3度の守備機会をしっかりとこなし、3回に二盗成功と足でもみせた。
「緊張感はあったけど、意外と試合にはしっかり入れたかな」と振り返った宗山は、「まずヒットが1本出たのは良かったし、打球をさばけたのは良かった」。それでも「まだまだ始まったばかり。もっと内容を良くしていくことに意識を向けていきたい」と満足することなく前を向いた。次の練習試合は13日のDeNA戦(13時、宜野湾)。この日の経験を生かし、さらに成長を遂げていく。