35歳“闘将”が球団フロントからの激励に「我々は貪欲だ」 ドジャースが示す飽くなき勝利の追求「王朝構築を考えている」
2025年2月13日(木)6時0分 ココカラネクスト

ロハスが球団フロントから届いた激励メッセージの内容を明かした(C)Getty Images
ドジャースが2025年シーズンへ向けてのキャンプインにあたり「王朝構築を考えている」と、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が記している。
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記事では「ドジャースのクラブハウスにはシャンパンのボトルもビールの樽もなかった。紙吹雪の一片も見当たらない。そして、2025年のワールドシリーズのチャンピオンリングのために指のサイズを測っている人は誰もいなかった」と綴られている。
昨年、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成したが、オフも補強の手を緩めることはなかった。テオスカー・ヘルナンデスとも再契約し、投手ではサイ・ヤング賞2度を誇るブレイク・スネル、タナー・スコット、佐々木朗希などを獲得し、大型補強に成功した。
そして、クラブハウスのリーダー的な存在でもある35歳“闘将”のミゲル・ロハスは、オフに球団フロントからある内容のメールが送られたことを明かしている。
その文面には、「我々はただ1回の優勝で満足しているわけではない。我々はもっと多くのことをしたい。我々は君たちに結果を出せとプレッシャーをかけるつもりだ。なぜなら、君たちが続けてまた素晴らしい成績を収めるために必要な要素を我々は君たちに与えているからだ」と記されていたという。
ロハスもこのメッセージに呼応するように「我々は貪欲だ。我々がまた野球界最高のチームであることを証明したい」と話している。
また、通算195本塁打を放ってきたマックス・マンシーも「我々はもっと勝ちたい。だから、これまで以上にハングリーなんだ」と語り、「最も重要なのは、ポストシーズンに進出すること」であると強調。「90勝でも121勝でも、どの順位でも関係ない。10月になったら、勝てる最高の位置にいることを確認したいだけだ」と、ワールドシリーズ連覇へ意欲を示した。
たとえ頂点をつかんでも満足はしない。ドジャース“王朝”を築くための飽くなき勝利の追求は、果てしなく続いていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]