エリクセンを万雷の拍手で歓迎…ブレントフォード指揮官「サッカーに関わる全員にとって大事な日」
2022年2月13日(日)19時5分 サッカーキング
アヤックスやトッテナム、インテルなどでプレーしてきたエリクセンは昨年6月12日に行われたEURO2020の試合中に心停止を起こし、現在は植え込み型除細動器(ICD)を装着している。イタリアではICD装着状態でのプレーが認められないため、昨年12月に当時所属していたインテルと双方合意で契約を解消。そして先月31日、ブレントフォードに今季終了までの契約で加入した。
7日からチームに合流したエリクセンは、クリスタル・パレス戦のキックオフ前、『ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム』のピッチに姿を見せてファンに挨拶。スタンディングオベーションで迎え入れられ、そのままスタンドから新たなチームメイトたちの戦いを見つめた。
エリクセンは試合後に自身の公式インスタグラムを更新し、「まだここに来てから1週間しか経っていないけど、とんでもない1週間だったね! すでにここがホームであると感じさせてくれたみんなに感謝したい」と、ファンへのメッセージをつづった。
また、ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は、「ブレントフォードのファンだけでなく、パレスのファンにとっても、サッカーに関わるすべての人にとっても、今日は大事な日だ。そして、彼がピッチに立ち、プレーすれば、もっと素晴らしいものになるだろう。楽しみなことがたくさんある」と、カムバックを果たしたエリクセンについてコメントしている。
なお、エリクセンのデビュー時期は未定。ブレントフォードの次戦は19日に行われ、アウェイでアーセナルと対戦する。
【動画】“ビーズ”のサポーターがエリクセンをスタンディングオベーションで歓迎