MLB公式サイトが千賀滉大&山本由伸をサイ・ヤング賞候補に選出!ルーキー山本には「ドジャースは受賞に値すると知っている」と評価

2024年2月14日(水)16時30分 ココカラネクスト

2年目の千賀はもちろん、今季MLBデビューとなる山本も高い評価を受けている(C)Getty Images

 現地時間2月12日(日本時間13日)、MLB公式サイトは「2024年のサイ・ヤング賞受賞候補とダークホース」と題して記事を配信。5人の記者が議論し、両リーグから5選手ずつ選出されたが、ナ・リーグではメッツの千賀滉大と、ドジャースの山本由伸らが選ばれた。

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 同メディアは日本が誇る2人の右腕が高い評価をした。MLB2年目となる千賀はルーキーイヤーの昨季、29試合に登板してチームトップの12勝、202奪三振、防御率はリーグ2位の2.98をマークした。1年目から素晴らしい成績を残した右腕に同メディアは「幽霊が実在するのかに関しては議論の余地はあるが、センガの“ゴースト・フォーク”は本物だ。センガはルーキーシーズン、この球種で被打率.110、奪三振率58.5%という驚異的な数字を記録した」と、現地を沸かせた“伝家の宝刀”フォークを絶賛。

 さらに、同メディアは右腕のフォーク以外の球種にも注目。「彼はフォークの他に、平均96マイルの速球とカッターを組み合わせた。この組み合わせは右腕が最後の14試合で防御率2.44、対戦相手のOPS.595を記録するのに役立った」と記載し、昨年の活躍を振り返りながら、サイ・ヤング賞候補に選出した理由を説明していた。

 一方、今オフにドジャースと12年総額3億2500万ドル(当時のレートで約471億円)の超大型契約を結び、1年目のシーズンを迎える山本については「ヤマモトがメジャーで1試合も投げたことがないことを誰が気にする?ドジャースはサイ・ヤング賞投手並みの年俸を支払っているが、それはヤマモトが受賞に値することをすでに知っているからだ」と高評価。

 さらに、「彼はNPBで3年連続沢村賞(日本のサイ・ヤング賞)を受賞しており、25歳の全盛期にメジャーにやってくる。昨シーズン、メッツで即座にサイ・ヤング候補となったコウダイ・センガは、ヤマモトにとって良いモデルとなるだろう」と、25歳という若さで海を渡ってきた右腕について言及した。

 千賀と山本は好投を披露し続け、サイ・ヤング賞レースに名を連ねることができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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