7度のNASCAR王者ジミー・ジョンソン。2021年以降のインディカー参戦に興味
2020年2月15日(土)21時40分 AUTOSPORT web
サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたインディカー・シリーズの合同テスト。アロウ・マクラーレンSPのゲストとしてNASCAR王者のジミー・ジョンソンがパドックに訪れ、インディカー参戦を示唆した。
“スパイダーマン”の愛称で知られるNASCARのスター、ジミー・ジョンソンは、2001年にヘンドリック・モータースポーツからカップシリーズに参戦。2006年にチャンピオンを獲得すると2010年まで5連覇を達成。さらに2013年、2016年にもチャンピオンに輝いた。
昨年11月20日に自身のTwitterに1分間の動画を投稿し、2020年を最後にNASCARのフルタイムドライバーから退くことをアナウンスしたジョンソン。インディカー合同テストにマクラーレンSPのゲストしてパドックを訪れ、インディカー参戦に興味があることを語った。
「(エアロスクリーンの追加により)インディカーレースのすべてのコースで安全性が確実に向上するよ」
「僕は今、確かに学んでいる。自分が慣れ親しんだ世界とはまったく異なる世界だけど、サンディエゴで育っていた子供の頃には、レースするのを夢見ていた世界だよ。僕のヒーローは、インディ500でレースをしていたドライバーたちだった。ロングビーチグランプリを観戦したこともあったよ」
「これは僕にとって学習であり、(インディカーは)いつも見てきて、まわりにあり、死ぬまでにやりたいリストのカテゴリーに入っている」
「来年、僕はオープンであり、インディカーやスポーツカー、またはルーツであるオフロードに戻るチャンスであることは明らかだよね。すべてをみて、何をもたらすか考えている」とジョンソン。
彼をよく知るチーム・ペンスキーのウィル・パワーも「彼がここに来るのなら、とてもクールだね」とインディカー参戦を期待している。