デコピンと遊んでいたドジャース・山本由伸の愛犬は“闘犬”だった 名前は「まだ秘密」

2025年2月15日(土)1時30分 スポーツニッポン

 ドジャース・山本由伸投手(26)が13日(日本時間14日)、メジャー2年目で初めて指名された開幕投手への意気込みを語った。3月18日、東京ドームでカブスを相手に務める日本投手では8人目となる大役。新たな愛犬が元々は闘犬に用いられた「アメリカン・スタッフォードシャー・テリア」であることも明かし、“相棒”のように闘争本能むき出しで新たなシーズンに挑む。

 余裕すら漂っていた。遠投の後、キャッチボールで相手を座らせての投球練習。慣れた動きで投内連係もこなした山本は、キャンプ2日目で初めて取材対応し「いろんなことを整理して2年目に入れている」と口にした。

 デーブ・ロバーツ監督が前日「初戦を任せるのにふさわしい」と3月18日のカブスとの開幕戦での先発を明言。カブス・今永との対決の可能性もある一戦に「日本のファンの方も凄く楽しみにしてくださっていると思うし、自分自身もまた日本の球場でプレーできるのを楽しみにしている。とにかく良い状態で持っていけたら」と意気込んだ。

 新たな相棒に負けない闘志で挑む。自主トレ中の9日、大谷の愛犬デコピンとも遊んだ愛犬が、元々は闘犬として用いられたという「アメリカン・スタッフォードシャー・テリア」のオスだと明かした。昨夏ごろに動物保護シェルターで引き取ったもので、昨年11月ごろにデコピンとも初対面。「まだ秘密で(笑い)徐々にね、段階を追って」と名前は伏せたが「ともに過ごしている」と可愛くて仕方がない様子だった。

 新たに加わった佐々木については「凄く落ち着いて堂々と練習しているので、さすがだなと思っている」と称賛。自身は1年目だった昨年はケガで約3カ月離脱し、18試合の登板で7勝2敗、防御率3・00だっただけに「今年は一年を通してチームに貢献すること。軸として回れるように頑張りたい」と強い自覚を持って開幕に向かう。(杉浦 大介通信員)

 ▽アメリカン・スタッフォードシャー・テリア 1870年代に英国から米国に持ち込まれた「スタッフォード・ブル・テリア」にブルドッグなどを交配。当初は闘犬として高い人気を誇っていたが、闘犬が禁止になって以降、気性を抑えるように改良された。闘犬用として発展した「アメリカン・ピット・ブル・テリア」は派生型。がっしりした体つきで、忍耐強く、闘犬だった名残から勇敢さも備える。オスは46〜48センチ、メスは43〜46センチ程度で体重18〜23キロの中型犬。

スポーツニッポン

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