レディスジョッキーズシリーズばんえいエキシビションは佐々木世麗騎手がV「馬のお尻を見ながらのレースは新鮮でした」
2025年2月16日(日)20時57分 スポーツ報知
白熱のばんえいエキシビションレースに参加した女性騎手(前列)とサポートしたばんえい騎手(後列)
帯広競馬場で16日に「LJSレディスジョッキーズシリーズ2025」のばんえいエキシビションが、4年ぶりに開催された。
LJSばんえいエキシビションは、地方競馬の女性騎手8人と、ばんえい競馬の女性騎手2人を含む、地元所属騎手8人がタッグを組み、ばん馬が引くソリに騎乗。帯広競馬場のコースで、実戦さながらの白熱なレースを繰り広げた。
1着でゴールしたのは園田競馬所属の佐々木世麗騎手と、ばんえい所属の長澤幸太騎手が騎乗したショータイム。第2障害を先頭でクリアすると、佐々木世麗騎手が手綱を上下に動かし激励。ショータイムもしっかり応え、先頭でゴールまで歩ききった。
佐々木世麗騎手は「馬のお尻を見ながら頑張っている姿を目のあたりにするというのは今までにない経験でした。鞍をつけない状態で乗るのも初めてでしたが、馬の背中を直に感じることができて新鮮でした」と声を弾ませた。
本番のレディスジョッキーズに向けて「今年は地元の園田でも行われるし、他場よりトリッキーなところがあり、慣れているぶんリードできる。勝ちたいです」と意気込みを語った。
レディスジョッキーズシリーズは、3月8日に佐賀競馬場、3月12日に園田競馬場で各2戦ずつ行われ、計4競走の合計ポイントを競う。