MotoGP:中上貴晶、マルケスの後ろで走れ「多くのことを学べるラップになった」

2018年2月17日(土)23時43分 AUTOSPORT web

 タイ・ブリーラムで行われているMotoGPオフィシャルテストは2日目を終え、LCRホンダのカル・クラッチローと中上貴明がテストを振り返った。


■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(2日目/8番手)


「正直に言えばパーフェクトな一日ではなかった。いくつか問題を抱え、午前中はポテンシャルをフルに引き出すことができなかった。テストアイテムも多く、いいタイムを記録できなかった」


「しかし、全体的にはよかった。ユーズドタイヤでの今日のペースに満足している。もし明日が決勝レースなら、僕たちは表彰台に立てると思うが、昨日のようなラップタイムではなかった」


「でも、現時点であまり心配はない。明日も仕事を続けなければならない」


■中上貴明/LCRホンダ・イデミツ(2日目/15番手)


「今日のテスト二日目は、セッションの終了間際にマルク(・マルケス)がタイムアタックをしていて、その後ろについて走ることができました。マルクも僕が背後にいることに気づき、ついてくるようにと合図を出して引っ張ってくれました」


「マルクが1分29秒9を出した周だったので、彼の後ろについて走るのは厳しかったのですが、おかげで僕も1分30秒9を出すことができました」


「後ろからマルクの走りを見ることで、とても多くのことを学べるラップになりました。なかでも彼の力強いブレーキングと素早い加速は、とても印象的でした」


「今日もルーキー勢の最上位で終えることができて、いい一日になりました。コーナーの立ち上がりには改善の余地がありますが、収穫の多い一日だったので、明日はさらに学習を進めて前進をしたいです」


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